付録D.3 JP1/AJS3 - Viewの通信設定
複数のLANに接続した環境(ネットワークを分離した環境)で,JP1/AJS3 - Viewを使用する場合の接続例と通信設定について説明します。
- 補足事項
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JP1/AJS3 Console機能を使用する場合も,同様のネットワーク構成をサポートします。この場合,JP1/AJS3 - ViewをJP1/AJS3 Console Viewに,JP1/AJS3 - ManagerをJP1/AJS3 Console Managerに,JP1/AJS3 - AgentをJP1/AJS3 Console Agentに置き換えて解釈してください。
(1) JP1/AJS3 - Viewを複数のLANに接続してユニットを操作する場合
JP1/AJS3 - Viewが複数のLANに接続されている場合,接続されているすべてのLAN上のJP1/AJS3 - Managerからユニットを操作できます。
JP1/AJS3 - Viewを複数のLANに接続して,JP1/AJS3 - Managerからユニットを操作する場合の運用例を次の図に示します。
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JP1/AJS3 - ViewがインストールされているホストhostXが,複数のLANに接続されています。それぞれのLANに接続されたホストには,JP1/AJS3 - Managerがインストールされています。
このシステム構成では,ホストhostXのJP1/AJS3 - Viewから,管理LANにあるマネージャーホストhost10,および業務LANにあるマネージャーホストhostA,hostBに接続して,ユニットを操作できます。
ホストhost10,hostA,hostBでの通信設定については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のクラスタ運用していない場合の通信設定例に記載されている設定を実施してください。
なお,ホストhostXは,ホストhost10,hostA,hostBのホスト名が解決できるOSの環境が必要です。JP1/AJS3 - Viewはjp1hostsファイルまたはjp1hosts2ファイルの設定を反映しないため,hostsファイルやDNSで設定してください。