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JP1 Version 10 JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編)


2.4.2 システムで使用する文字コードについて検討する

JP1/AJS3で使用する文字コードは,JP1/Baseで使用している文字コードに合わせてください。

マネージャー・エージェント構成,国内版・海外版のJP1/AJS製品を混在環境で使用する場合の組み合わせについては,「2.4.3 システムで使用する言語種別について検討する」を参照してください。

マネージャーホストとエージェントホストで文字コードが異なる場合,マネージャーホスト・エージェントホスト間の通信時に,次に示す定義,入力ファイル,および実行結果の文字コードは通信先で使用している文字コードに変換されます。つまり,マネージャーホストからエージェントホストに通信する場合は,エージェントホストで使用している文字コードに,エージェントホストからマネージャーホストに通信する場合は,マネージャーホストで使用している文字コードに変換されます。

PCジョブ,UNIXジョブ,およびQUEUEジョブの場合
定義
  • [実行ファイル名]

  • [コマンド文]

  • [パラメーター]

  • [スクリプトファイル名]

  • [環境変数]

  • [環境変数ファイル名]

  • エージェントプロセス実行時のワークディレクトリ名

  • [標準入力ファイル名]

  • [標準出力ファイル名]

  • [標準エラー出力ファイル名]

  • [転送ファイル名]

  • [ジョブ名](QUEUEジョブの場合)

  • ジョブに定義したマクロ変数の値

入力ファイル
  • 転送ファイル1〜4の内容

実行結果
  • 標準出力ファイルの内容

  • 標準エラー出力ファイルの内容(実行結果詳細)

アクションジョブ,カスタムジョブの場合
定義
  • ジョブに定義した情報

  • ジョブに定義したマクロ変数の値

実行結果
  • 標準エラー出力ファイルの内容(実行結果詳細)

イベントジョブの場合
定義
  • ジョブに定義した情報

実行結果
  • 標準エラー出力ファイルの内容(実行結果詳細)

  • 引き継ぎ情報(ジョブに定義したマクロ変数の値)

注※

バージョンが07-00から07-00-/Bのエージェント(JP1/AJS2 - AgentまたはJP1/AJS2 - Manager)でキューレスジョブを実行する場合,該当するデータは通信先で使用している文字コードに変換されません。