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JP1 Version 10 JP1/Automatic Job Management System 3 入門


7.2.3 ジョブの定義

次に,ジョブネット「example3」の中にジョブ「job1」と「job2」を定義します。手順を次に示します。

  1. [JP1/AJS3 - View]ウィンドウ(メイン画面)の機能メニューで[ジョブネット定義]が選択されていることを確認する。

  2. リストエリアでジョブネット「example3」を選択する。

    [図データ]

  3. [編集]−[編集]を選択する。

    [ジョブネットエディタ]ウィンドウが表示されます。

    [図データ]

  4. [排他編集]をチェックする。

    [図データ]

  5. アイコンリストの[標準]タブのPCジョブアイコンをドラッグし,マップエリアにドロップする。

    [図データ]

    PCジョブアイコン[図データ]をマップエリアにドロップすると,[詳細定義−[PC Job]]ダイアログボックスが表示されます。

    [図データ]

  6. ジョブの名称,実行ファイルの名称などを入力する。

    • [ユニット名]にこのジョブの名称として「job1」と入力します。

    • [実行ファイル名]にジョブとして実行するファイルの名称として「cmd.exe」と入力します。

    • [パラメーター]に「/C hostname >C:\e3_job1.txt」と入力します。この入力内容は,hostnameコマンドの実行結果をC:\e3_job1.txtに出力することを示します。

      [図データ]

  7. [OK]をクリックする。

    [詳細定義−[PC Job]]ダイアログボックスが閉じます。

    [図データ]

  8. ジョブ「job2」をジョブ「job1」と同じ要領で定義する。

    • [ユニット名]に「job2」と入力します。

    • [実行ファイル名]に「cmd.exe」と入力します。

    • [パラメーター]に「/C hostname >C:\e3_job2.txt」と入力します。

      [図データ]

    次に,「job1」,「job2」の順に実行されるように関連づけします。

  9. 編集モード選択ボタンの中から,関連線接続ボタンをクリックする。

    [図データ]:関連線接続ボタン

  10. 先に実行する「job1」,あとに実行する「job2」の順でジョブのアイコンをクリックする。

    「job1」から「job2」への矢印が引かれます。

    [図データ]

  11. [ジョブネットエディタ]ウィンドウの[ファイル]−[閉じる]を選択する。

    [ジョブネットエディタ]ウィンドウが閉じ,[JP1/AJS3 - View]ウィンドウ(メイン画面)に戻ります。

    [図データ]

これで,ジョブを定義できました。