4.6.2 部品リソースファイルの形式
部品リソースファイルは,JP1/AOの操作画面で表示する部品の項目を定義したファイルです。部品ファイルの形式を次に示します。
-
部品リソースファイルのファイル名は「plugin_ja.properties.txt」です。
-
「プロパティキー 区切り文字 設定値」の形式で記述してください。区切り文字には「=」,「:」,「¥t」,または半角スペースを使用できます。
例えば,「plugin.displayName=テスト用部品」のように記述してください。
-
プロパティキーと設定値は1行に1つ記述してください。
-
プロパティキーは1〜128文字以内で記述してください。プロパティキーに記述できる文字を次に示します。
-
半角英数字
-
半角ハイフン「-」
-
半角アンダーライン「_」
-
半角ピリオド「.」
-
-
使用できる文字セットはUTF-8です。
-
同じプロパティに対する定義を複数記述した場合は,あとに記述した内容が有効になります。
-
先頭に「#」を付けた行はコメントになります。
-
大文字と小文字は区別されます。
-
指定する文字列に「¥」が含まれる場合は,「¥¥」と記述してください。
-
半角スペースだけの行は無視されます。
-
それぞれの行で,最初の半角スペース以外の文字から最初の区切り文字の直前までがプロパティキーとして扱われます。
-
それぞれの行で,プロパティキーの後ろの区切り文字の直後にある,区切り文字以外の文字から行末までが設定値として扱われます。
例えば,次のように指定した場合,「abc」がプロパティキー,「=¥tc」がプロパティ値として扱われます。
abc\t=\tc
ただし,最初の区切り文字の直後に「=」または「:」が含まれる場合,その直後にある半角スペースまたは「¥t」以外の文字から行末までが設定値として扱われます。
例えば,次のように指定した場合,「abc」がプロパティキー,「=¥tc」がプロパティ値として扱われます。
abc\t=\t=\tc
-
サロゲートペア文字は無視されます。