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JP1 Version 10 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド


2.6.3 サービスリソースファイルの定義内容

サービスリソースファイルの定義内容は,設定する表示項目の種類によって異なります。それぞれの定義内容を次に示します。

[サービス定義編集]ダイアログボックスの項目を設定する場合

[サービス定義編集]ダイアログボックスのプロパティ名や説明などを設定したい場合に定義します。次の形式で記述してください。

プロパティキー 区切り文字 設定値

プロパティキーは1〜128文字以内で記述してください。

例えば,「service.displayName=テスト用サービス」のように記述してください。

フロー内の最上位の階層にあるステップの表示項目を設定する場合

[タスク詳細]ダイアログボックスの「ステップ詳細」エリアに表示されるステップ名およびコメントを設定したい場合に定義します。

ステップ名を設定する場合

サービステンプレート内のステップ名を設定する場合の形式を次に示します。

dnajob.ステップID.displayName 区切り文字 設定値

例えば,「dnajob.teststep.displayName=テスト用ステップ」のように記述してください。

ステップの説明を設定する場合

ステップの説明を設定する場合の形式を次に示します。

dnajob.ステップID.comment 区切り文字 設定値

例えば,「dnajob.teststep.comment=テスト用のステップです」のように記述してください。

フロー内の最上位の階層にないステップの表示項目を設定する場合

フロー内の最上位の階層のステップIDから,設定したいステップのステップIDまでを「/」(スラッシュ)で連結して指定します。

例えば,次の図のStepFのリソースを設定したい場合は,最上位の階層にあるStepBと,StepFのステップIDを連結します。StepIのリソースを設定したい場合は,StepB,StepG,およびStepIのステップIDを連結します。

図2‒11 StepFとStepIのリソースを設定する例

[図データ]

StepFとStepIのリソースを設定する場合の記述例を次に示します。

dnajob.StepB/StepF.displayName=ステップF
dnajob.StepB/StepF.comment=ステップFの説明
dnajob.StepB/StepG/StepI.displayName=ステップI
dnajob.StepB/StepG/StepI.comment=ステップIの説明

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