4.6.3 NNMiトポロジデータベース内容の出力
機能
JP1/Cm2/NNMiのトポロジデータベースの内容を取得し,指定した出力タイプでファイルに出力します。
この部品では,次のサーバを前提とします。
・NNMiサーバ(実行対象サーバ)
この部品を実行する対象です。JP1/Cm2/NNMiがセットアップされている必要があります。
出力タイプに指定する内容は,JP1/Cm2/NNMiのマニュアルを参照してください。
利用場面
JP1/Cm2/NNMiに監視対象追加や削除を行ったあとに,トポロジデータベースの内容を確認する場合に使用できます。
前提条件
【システム内前提製品】/【実行対象サーバ内前提製品】/【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】の最新のサポート状況については,リリースノートを参照してください。
【システム内前提製品】
JP1/Automatic Operation 10-10以降
【実行対象サーバ内前提製品】
JP1/Cm2/Network Node Manager i 09-10〜10-10
【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】
(1) Windows Server 2003,Standard Edition/Enterprise Edition (x64) SP1以降,Windows Server 2003 R2,Standard Edition/Enterprise Edition (x64)
(2) Windows Server 2008 Standard/Enterprise (x64),Windows Server 2008 R2 Standard/Enterprise/Datacenter (x64)
(3) Windows Server 2012 Standard/Datacenter,Windows Server 2012 R2 Standard/Datacenter
(4) Red Hat Enterprise Linux AS/ES 4 (AMD/Intel 64)
(5) Red Hat Enterprise Linux 5 Advanced Platform (AMD/Intel 64),Red Hat Enterprise Linux 5 (AMD/Intel 64)
(6) Red Hat Enterprise Linux Server 6 (64-bit x86_64)
【実行対象サーバ内前提製品の使用条件】
(1)JP1/Cm2/NNMi 09-10を使用する場合,NNMiサーバにおいて,アカウントクレデンシャル(JP1/Cm2/NNMiのスクリプトを実行するときのユーザー名とパスワードに使用される値)が設定済みであること。
注意事項
(1)この部品を同一のNNMiサーバに複数同時に実行しないでください。
(2)この部品では,NNMiサーバ上でnnmtopodumpコマンドを実行します。そのため,部品実行中にNNMiサーバ上でnnmtopodumpコマンドを実行しないでください。同様に,NNMiサーバ上で,nnmtopodumpコマンドを実行中の場合は,この部品を実行しないでください。
(3)NNMiサーバの稼働OSがLinuxの場合は,エージェントレス接続先に定義された接続ユーザーのデフォルトロケールでコマンドが実行されます。接続ユーザーのデフォルトロケールには,JP1/Cm2/NNMiがサポートするロケールを設定してください。詳細については,JP1/AOマニュアルの「部品実行時に設定される操作対象の機器のロケールについて」,「部品実行時に設定されるJP1/AOが通信で使用する文字セットについて」およびJP1/Cm2/NNMiマニュアルを参照してください。
バージョン
01.10.01
カテゴリ
JP1/Cm2
タスクログに表示される部品の名称
jp1nnmGetTopoDump
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
正常 |
12 |
異常(ユーザーミス) プロパティ不正 |
14 |
異常(ユーザーミス) ファイルアクセス不可 |
21 |
異常(環境不正) コマンドが見つからない(部品スクリプトでエラーを検知) |
27 |
異常(エラー内容はタスクログで確認) |
41 |
異常(部品内でエラーを検知) プロパティ未入力(部品スクリプトでエラーを検知) |
プロパティ一覧
プロパティ一覧を次の表に示します。
プロパティキー |
プロパティ名 |
説明 |
デフォルト値 |
入出力種別 |
必須区分 |
---|---|---|---|---|---|
plugin.destinationHost |
実行対象サーバのホスト名 |
この部品を実行するサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。IPv6アドレスには対応していません。 |
localhost |
入力 |
○ |
JP1CM2NNM.dumpType |
トポロジデータベース内容の出力タイプ |
JP1/Cm2/NNMiトポロジデータベース内容の出力タイプを指定します。 |
node |
入力 |
○ |
common.outputFilePath |
出力ファイルのパス |
出力するファイルをフルパスで指定します。 |
− |
入力 |
○ |
common.returnValue |
部品の戻り値 |
この部品の戻り値が格納されます。 |
− |
出力 |
△ |