4.2.11 実行間隔制御部品
機能
ステップ間の実行間隔を制御できます。
実行間隔にはプロセスの待ち時間を指定します。指定した待ち時間が経過したあとで,後続のステップを実行します。実行間隔制御部品を使用すると,一定間隔でステップを実行できます。
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注意事項
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通信の状態などによって,指定した待ち時間と誤差が生じる場合があります。
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プロパティの値は,サービス実行時に変更できません。フロー作成時に設定してください。
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入力プロパティには,リテラル文字列だけを指定できます。サービスプロパティの値および予約プロパティの値はマッピングができません。
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部品の実行中にタスクを実行停止した場合は,実行間隔制御部品の処理が完了してからタスクの状態が「失敗」または「正常終了」になります。
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部品の実行中にタスクを強制停止した場合は,実行中の処理が直ちに終了され,タスクの状態が「失敗」になります。
バージョン
01.10.00
カテゴリ
Hitachi/Basic
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
正常に終了した。 |
18 |
部品実行中にタスクが強制停止された。 |
1〜17,19以上 |
異常終了した。hcmdsgetlogsコマンドまたはhcmds64getlogsコマンドでログ情報を採取してトラブルの内容を確認する。 |
プロパティ一覧
プロパティを次の表に示します。
プロパティキー |
プロパティ名 |
説明 |
デフォルト値 |
入出力種別 |
必須区分 |
---|---|---|---|---|---|
interval |
待ち時間 |
次のステップを実行するまでの待ち時間を,1〜1,440(分単位)で指定します。プロセスの待ち時間を指定してください。 |
10 |
入力 |
○ |
関連トピック
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マニュアル「JP1/AO 画面・コマンド・APIリファレンス」−「hcmdsgetlogs/hcmds64getlogs(ログ情報の採取)」のトピック