JP1/Automatic Operation 画面・コマンドリファレンス

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8.5.2 hcmdscheckauth(外部認証サーバとの接続確認)

機能

JP1/Baseの認証機能と連携する場合に,外部認証サーバ連携コンフィグファイルの設定および外部認証サーバ(JP1/Base)との接続を確認します。

このコマンドを実行すると次の項目がチェックされます。

形式
hcmdscheckauth
     /user JP1ユーザー名
     /pass パスワード
     [/summary]
引数

/user JP1ユーザー名
外部認証サーバ(JP1/Base)に登録済みのユーザーのJP1ユーザー名を指定します。ただし,JP1/AOに登録済みのユーザー名と重複しないユーザー名を指定してください。

/pass パスワード
外部認証サーバ(JP1/Base)に登録済みのJP1ユーザー名に対応するパスワードを指定します。

/summary
コマンド実行時に表示される確認メッセージを簡略化します。このオプションを指定した場合,表示されるメッセージは,処理フェーズごとの成否を示すメッセージ,エラーメッセージ,および結果を示すメッセージだけとなります。ただし,結果を示すメッセージと同様のエラーメッセージがある場合,途中のエラーメッセージが省略されて,結果を示すメッセージだけが表示されます。
格納先

共通コンポーネントのインストール先フォルダ\bin

実行権限

Administrators権限を持つユーザーで実行してください。

戻り値
戻り値 説明
0 正常に終了しました。
1~99 シンタックスエラーの総数です。
100 シンタックスエラーの行数が100を超えた場合の終了コードです。
101~199 接続エラーまたは認証エラーが発生しました。
1の位:接続エラーの数
10の位:認証エラーの数
それぞれの位の最大は9です。9以上発生しても9のままとなります。
247 /userオプションに指定したユーザーIDが,JP1/AOに登録されているユーザーIDと重複しているため,認証できません。重複していないユーザーIDを指定してください。
248 JP1/Baseが,このコマンドを実行したホストと同一ホスト上にインストールされていません。
249 サポートしていないバージョンのJP1/Baseが使用されています。
250 セカンダリーサーバからコマンドが実行されました。
252 定義ファイルの共通項目の設定が不正です。
253 外部認証連携が設定されていません。
254 引数が不正です。
255 異常終了しました。
使用例

外部認証サーバ(JP1/Base)との接続を確認する場合のコマンドの使用例を示します。

hcmdscheckauth /user test01 /pass TTdate00 /summary

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