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JP1 Version 10 JP1/Automatic Operation 運用ガイド


1.3 サービステンプレートの管理

サービステンプレートをJP1/AOに追加できます。また,不要になったサービステンプレートをJP1/AOから削除したり,独自のサービステンプレートを作成したりもできます。

運用手順の自動化の流れとサービステンプレートの管理の関係を次に示します。

図1‒2 運用手順の自動化の流れ(サービステンプレートの管理)

[図データ]

サービステンプレートの管理でできることを次に示します。

サービステンプレートの追加(インポート)

サービステンプレートをJP1/AOに追加できます。

サービステンプレートを追加する際は,複数のサービステンプレートをまとめたzipファイル,または,個々のサービステンプレートのファイル(ファイル名.st)を指定できます。

サービステンプレートの削除

不要なサービステンプレートを,JP1/AOから削除できます。

そのサービステンプレートから追加したサービスがある場合は,サービスを削除してからサービステンプレートを削除します。

プリセットプロパティの追加

サービステンプレートに設定する,ユーザーの環境や運用に応じたプロパティ値をまとめて定義したものを,プリセットプロパティと呼びます。プリセットプロパティを設定すると,サービスの追加・編集時に,ユーザーの環境や運用に応じた値をプロパティに設定できます。プリセットプロパティを設定するには,プリセットプロパティ定義ファイルを作成します。

サービステンプレート一覧の出力(一覧のエクスポート)

サービステンプレートの一覧をCSVファイルに出力できます。出力したCSVファイルは,サービステンプレートを管理するための台帳として活用したり,追加で必要なサービステンプレートを検討するのに使用したりできます。

サービステンプレートの作成

JP1/AOが提供しているサービステンプレートをコピーし,必要に応じて編集することで独自のサービステンプレートを作成できます。また,JP1/AOが提供しているサービステンプレートを利用しないで,独自のサービステンプレートを新規作成することもできます。

ただし,製品サポートの対象となるのは,JP1/AOが提供するサービステンプレート(JP1/AO同梱およびJP1/AOコンテンツセット)だけです。JP1/AOが提供するサービステンプレートを編集した場合は,製品サポートの対象外となります。なお,製品サポート対象外のサービステンプレートであっても,そこから呼び出されるJP1/AOが提供する部品(JP1/AO同梱およびJP1/AOコンテンツセット)は製品サポートの対象となります。

サービステンプレートの作成については,マニュアル「JP1/AO サービステンプレート開発ガイド」を参照してください。

関連トピック

〈この節の構成〉