6.3.8 リソースグループのフェールオーバーを有効にする手順(Windowsのクラスタシステムの場合)
Windowsの場合に,リソースグループのフェールオーバーを有効にします。
- 注意事項
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バージョンが10-02以前のJP1/AOで構築されたクラスタ環境からバージョンアップインストールする場合,フェールオーバーを有効にする前に,クラスタソフトに登録されたリソース「JP1/AJS2_論理ホスト名」の表示名を「HAutomation Engine 論理ホスト名」に変更してください。
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バージョンが10-12-01以前,または10-13のstopclusterコマンドが提供されていないJP1/AOで構築されたクラスタ環境から上書きインストールする場合,ユーザーがstopclusterコマンドを実行するためのスクリプトリソースを追加してください。追加するスクリプトリソースの依存関係は,「HAutomation Engine 論理ホスト名」の後になるように設定してください。
stopclusterコマンドについては,リソース名称および実行スクリプト名称には任意の値を指定してください。また,このリソースがオフラインになるときだけstopclusterコマンドが実行されるよう設定してください。設定方法については,使用するクラスタソフトのドキュメントを参照してください。
なお,誤ってこのリソースをオンラインで実行した場合は,KNAE01635-Eのメッセージが出力され,タスク操作が失敗します。この場合は,JP1/AOを停止し,このリソースをオフライン時にだけ実行するよう設定したあとに,JP1/AOを再起動してください。
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リソースグループのフェールオーバーを有効にするには:
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クラスタソフトを使用して,JP1/AOのサービスを登録しているリソースグループを実行系サーバに移動します。
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クラスタソフトで,JP1/AOを登録しているリソースグループのフェールオーバーを有効にします。
クラスタソフトでサービスまたはスクリプトを右クリックし,[プロパティ]−[ポリシー]で,リソースが失敗状態になった場合は現在のノードで再起動を試みる設定,および再起動に失敗した場合は対象のサービスまたはアプリケーションのすべてのリソースをフェールオーバーする設定をします。リソースグループに登録されているすべてのサービス,およびすべてのスクリプトに対して操作を実施して,フェールオーバーを有効にします。
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クラスタソフトでリソースグループをオンラインにします。