Hitachi

JP1 Version 10 JP1/Automatic Operation 構築ガイド


6.2 JP1/AOを上書きインストールする手順(非クラスタシステムの場合)

日立統合インストーラまたはHitachi PP Installerから,JP1/AOを上書きインストールします。Hitachi PP Installerの使用方法については,「1.3.2 Hitachi PP Installerを使用する手順」を参照してください。Hitachi PP Installerでのインストールが完了したら,手順5を実施してください。

なお,次のファイルおよびフォルダは,上書きインストール時に上書きされません。

JP1/AOのインストール先フォルダ¥confまたは/opt/jp1ao/conf
  • config_user.properties

  • command_user.properties

  • mailDefinition_ja.conf

JP1/AOのインストール先フォルダ¥conf¥pluginまたは/opt/jp1ao/conf/plugin
  • charsetMapping_user.properties

  • destinationsフォルダ配下

JP1/AOのインストール先フォルダ¥docroot¥help¥jaまたは/opt/jp1ao/docroot/help/ja
  • INDEX.HTM

共通コンポーネントのインストール先フォルダ¥CC¥web¥containers¥AutomationWebService¥webapps¥Automation¥services¥customまたは/opt/HiCommand/Base64/uCPSB/httpsd/CC/web/containers/AutomationWebService/webapps/Automation/services/custom
  • 配下のすべてのファイル

上書きインストールするには:

  1. 提供媒体をセットします。

  2. ウィザードに従って設定を進めます。

    上書きインストール中の障害に備え,Hitachi Command Suite製品と共有しているデータベースのバックアップの実行有無,およびバックアップ先フォルダを設定します。この項目は,Hitachi Command Suite製品がすでにインストールされている場合だけ設定が必要です。

  3. これまでにウィザードで設定した情報を確認します。

  4. JP1/AOのインストールを開始します。

  5. インストール完了後,hcmdssrvコマンドまたはhcmds64srvコマンドにstartオプションを指定して実行し,JP1/AOのサービスを開始します。

注※

Hitachi PP Installerの場合,インストールウィザードは表示されません。

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