5.7.1 クラスタサービス制御コマンドを登録するための事前作業
クラスタソフトでクラスタサービス制御コマンドを登録するための事前作業を説明します。
モデルファイルをリネームしてクラスタサービス制御コマンドを作成する
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クラスタサービス制御コマンドのモデルファイル(末尾に「.model」が付いたファイル)を同じディレクトリにコピーします。モデルファイルは,/opt/jp1ao/toolsディレクトリに格納されています。
モデルファイルは次のとおりです。
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sc_automation.model
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sc_hbase64_web.model
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sc_hbase64_hweb.model
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sc_hbase64_hsso.model
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sc_hbase64_hirdb.model
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コピーしたモデルファイルの名称から,末尾の「.model」を削除してリネームします。
クラスタサービス制御コマンドを編集する
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クラスタサービス制御コマンドの次のシェル変数に,共通コンポーネントのインストール先ディレクトリを指定します。
HCMDS_HOME=<common-component-installation-directory>
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クラスタサービス制御コマンド「sc_hbase64_hirdb」の次のシェル変数に,論理ホスト名を指定します。このとき,論理ホスト名にはcluster.confのvirtualhostと同じ値を指定してください。
PDHOST=<logical-host-name>
- 注意事項
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JP1/AOをバージョンアップインストールした際に,クラスタサービス制御コマンドのモデルファイルがアップデートされる場合があります。そのため,バージョンアップインストール後は,作成したクラスタサービス制御コマンドとモデルファイルのバージョンが一致しているかどうかを確認してください。モデルファイルがバージョンアップされている場合は,クラスタサービス制御コマンドとして再度コピーし,編集してください。バージョンはファイル内のコメントに記載されています。