Hitachi

JP1 Version 10 JP1/Automatic Operation 構築ガイド


3.5.1 JP1/AJS3と連携する手順

JP1/AJS3と連携することで,JP1/AJS3サーバからJP1/AOサーバに対して,次のコマンドの実行を自動化することができます。

図3‒3 JP1/AJS3との連携

[図データ]

事前作業

JP1/AOサーバのファイアウォールが有効の場合,ファイアウォールの例外登録が必要です。JP1/AOサーバのファイアウォールで,JP1/AJS3 - Managerとの通信で使用する次のポートを例外登録してください。

JP1/AJS3と連携するには:

  1. JP1/AJS3サーバ上のJP1/AJS3 - Managerでajsagtaddコマンドを実行し,JP1/AOを実行エージェントとして登録します。

    ajsagtaddコマンドの-aオプションには任意の名称を,-sオプションにはJP1/AOサーバ名を指定してください。

  2. JP1/AJS3サーバのジョブネット定義で,PCジョブを定義します。

    [詳細定義−[PC Job]]ダイアログボックスでは,次の設定をしてください。

    • 「実行エージェント」には,手順1で-aオプションに指定した名称を設定してください。

    • [定義]タブの「実行ファイル名」には,stoptaskコマンドまたはsubmittaskコマンドのファイル名を設定してください。

    • [定義]タブの「パラメーター」には,コマンドに指定する引数を設定してください。

    • [属性]タブの「実行先サービス」には,「標準」を設定してください。

  3. 手順2で定義したPCジョブを含むジョブネットをJP1/AJS3サーバに実行登録します。

注意事項

関連トピック