Hitachi

JP1 Version 10 JP1/Automatic Operation 構築ガイド


3.3.1 Hitachi Command Suite製品にシングルサインオンができるようにする手順

Link&Launch機能を使用して,Hitachi Command Suite製品にシングルサインオンができるようにするには,権限レベルの定義やプロパティファイルの編集が必要です。シングルサインオンを利用すると,JP1/AOで作成したユーザーやユーザーグループをHitachi Command Suite製品と共有できます。

事前作業

Hitachi Command Suite製品にシングルサインオンができるようにするには:

  1. JP1ユーザーでHitachi Command Suite製品にシングルサインオンする場合,JP1/Baseで権限レベルを定義します。

  2. プロパティファイル(config_user.properties)のlinkandlaunch.hcs.enabledキーに「true」を指定します。

  3. [タスク]画面でタスクを確認し,実行状態(実行中,応答待ち中,異常検出,停止中)のものがあれば,実行停止するか,停止状態になるまで待ちます。

  4. JP1/AOのサービスを停止します。

    非クラスタシステムの場合

    hcmdssrvコマンドに/stopオプションを指定して実行します。

    クラスタシステムの場合

    クラスタソフトを使用してサービスをオフラインにします。

  5. JP1/AOのサービスを開始します。

    非クラスタシステムの場合

    hcmdssrvコマンドに/startオプションを指定して実行します。

    クラスタシステムの場合

    クラスタソフトを使用してサービスをオンラインにします。

作業結果

[ツール]メニューに製品名のリンクが表示され,Hitachi Command Suite製品にシングルサインオンできるようになります。

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