2.9　外部ネットワークに接続できない環境での設定（Windowsの場合）

JP1/AOではAuthenticodeで署名されたプログラムを利用します。Authenticodeで署名されたプログラムは，必要に応じて外部ネットワークに接続して，署名を確認しています。そのため，外部ネットワークに接続できない環境では，サービス実行の延長で動く部品が実行されるまで，数十秒掛かる場合があります。

外部ネットワークに接続できない環境でJP1/AOを運用する場合は，JP1/AOサーバに次の設定を行うことで，Authenticode署名の機能を無効にし，部品実行までの時間を短縮できます。

1. テキストエディタで次の両方のファイルを開いてください。

   システムドライブ:¥Windows¥Microsoft.NET¥Framework¥v2.0.50727¥aspnet.config

   システムドライブ:¥Windows¥Microsoft.NET¥Framework¥v2.0.50727¥CONFIG¥machine.config

2. 次のとおり，generatePublisherEvidenceのenabledにfalseを設定し，保存してください。

   <configuration>
   <runtime>
   <generatePublisherEvidence enabled="false"/>
   </runtime>
   </configuration>
   

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