リソースアダプタの稼働情報

JCA Resource（PI_JCAR）レコードには，リソースアダプタについての，ある一定の時間を単位としたパフォーマンスデータが格納されます。

パフォーマンスデータを収集するごとに，1つのリソースアダプタにつき1件のレコードが作成されます。

このレコードは，複数インスタンスレコードです。

注意

ルートリソースアダプタの場合，次に示すフィールドの値は，無効値として常に「-1」になります。

• Connection Count
• Active Connection Count
• Min Free Connection Count
• Waiting Thread Count

また，この場合，次に示すフィールドの値は，無効値として常に「0」になります。ただし，リアルタイムレポート表示では無効値として常に「-1」になります。

• Max Connection Count
• Max Active Connection Count
• Max Waiting Thread Count

項目	デフォルト値	変更可否
Collection Interval	60	○
Collection Offset	0	○
Log	No	○
LOGIF	空白	○

PI_JCAR_INSTANCE_NAME

リソースアダプタの開始から停止までです。

• 固定部：681バイト
• 可変部：357バイト

PFM - View名 （PFM - Manager名）	説明	要約	形式	デルタ	データソース
Instance Name （INSTANCE_NAME）	リソースアダプタ表示名。	COPY	string(257)	No	−
Connection Count （CONNECTION_COUNT）	コネクション数の現在値。	AVG	double	No	−
Max Connection Count （MAX_CONNECTION_COUNT）	コネクション数の最大値。	HI	double	No	−
Active Connection Count （ACTIVE_CONNECTION_COUNT）	使用中のコネクション数の現在値。	AVG	double	No	−
Max Active Connection Count （MAX_ACTIVE_CONNECTION_COUNT）	使用中のコネクション数の最大値。	HI	double	No	−
Min Free Connection Count （MIN_FREE_CONNECTION_COUNT）	空きコネクション数の最小値。 コネクションプールサイズの上限値から使用中のコネクション数の最大値を引いた値。	LO	double	No	−
Waiting Thread Count （WAITING_THREAD_COUNT）	コネクション取得待ちキューに滞留中のスレッド数の現在値。	AVG	double	No	−
Max Waiting Thread Count （MAX_WAITING_THREAD_COUNT）	コネクション取得待ちキューに滞留中のスレッド数の最大値。	HI	double	No	−
Failed Request Count （FAILED_REQUEST_COUNT）	コネクション取得失敗数。	ADD	double	Yes	−
Record Type （INPUT_RECORD_TYPE）	レコード名。常に「JCAR」。	COPY	char(8)	No	−
Record Time （RECORD_TIME）	レコードが作成された時刻（グリニッジ標準時）。	COPY	time_t	No	−
Interval （INTERVAL）	前回収集した時刻からの間隔（秒）。	COPY	ulong	No	−