Hitachi

JP1 Version 10 JP1/Performance Management - Agent Option for IBM Lotus Domino


11.4.2 UNIXの場合

〈この項の構成〉

(1) トラブルシューティング時に採取するOSのログ情報

OSのログ情報で,採取が必要な情報を次の表に示します。

表11‒8 採取が必要なログ情報(UNIXの場合)

情報の種類

概要

デフォルトのファイル名

jpcrasコマンドでの採取

システムログ

syslog

  • Solarisの場合

    /var/adm/messages*

  • AIXの場合

    /var/adm/syslog*

※1

プロセス情報

プロセスの一覧

システムファイル

hostsファイル

/etc/hosts

/etc/inet/ipnodes※2

※3

servicesファイル

/etc/services

OS情報

パッチ情報

カーネル情報

バージョン情報

ネットワークステータス

環境変数

ホスト名

ダンプ情報

coreファイル

(凡例)

○:採取できる

−:該当しない

注※1

デフォルトのパスおよびファイル名以外に出力されるように設定されているシステムでは,収集できません。手動で収集してください。

注※2

/etc/inet/ipnodesファイルはSolarisだけに存在するファイルです。/etc/hostsファイルと一緒に収集してください。

注※3

PFM - Manager 08-50以降またはPFM - Base 08-50以降のjpcrasコマンドだけで収集できます。

(2) トラブルシューティング時に採取するPerformance Managementの情報

Performance Managementに関する情報で,採取が必要な情報を次の表に示します。また,ネットワーク接続でのトラブルの場合,接続先マシン上のファイルの採取も必要です。

表11‒9 採取が必要なPerformance Managementの情報(UNIXの場合)

情報の種類

概要

デフォルトのファイル名

jpcrasコマンドでの採取

共通メッセージログ

Performance Managementから出力されるメッセージログ(シーケンシャルファイル方式)

/opt/jp1pc/log/jpclog{01|02}※1

Performance Managementから出力されるメッセージログ

(ラップアラウンドファイル方式)

/opt/jp1pc/log/jpclogw{01|02}※1

構成情報

各構成情報ファイル

jpctool service list (jpcctrl list)コマンドの出力結果

バージョン情報

製品バージョン

履歴情報

データベース情報

Agent Storeサービス

  • Storeバージョン1.0の場合

    /opt/jp1pc/agtl/store/インスタンス名/*.DB

    /opt/jp1pc/agtl/store/インスタンス名/*.IDX

  • Storeバージョン2.0の場合

    /opt/jp1pc/agtl/store/インスタンス名/STPD

    /opt/jp1pc/agtl/store/インスタンス名/STPI

    /opt/jp1pc/agtl/store/インスタンス名/STPLディレクトリ下の次に示すファイル。

    *.DB

    *.IDX

トレースログ

Performance Managementのプログラムの各サービスのトレース情報

※2

インストールログ※3

Hitachi PP Installerの標準ログ

/etc/.hitachi/.hitachi.log

/etc/.hitachi/.hitachi.log{01|02|03|04|05}

/etc/.hitachi/.install.log

/etc/.hitachi/.install.log{01|02|03|04|05}

×

(凡例)

○:採取できる

×:採取できない

−:該当しない

注※1

ログファイルの出力方式については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの障害検知について説明している章を参照してください。

注※2

トレースログの格納先ディレクトリについては,「11.3.2 トラブルシューティング時に参照するログファイルおよびフォルダ一覧」を参照してください。

注※3

インストールに失敗した場合に採取してください。

(3) トラブルシューティング時に採取するオペレーション内容

トラブル発生時のオペレーション内容について,次に示す情報が必要です。

(4) トラブルシューティング時に採取するエラー情報

次に示すエラー情報を採取してください。

(5) トラブルシューティング時に採取するその他の情報

その他の必要な情報を次に示します。