Hitachi

JP1 Version 10 JP1/Performance Management - Agent Option for IBM Lotus Domino


11.4.1 Windowsの場合

〈この項の構成〉

(1) トラブルシューティング時に採取するOSのログ情報

OSのログ情報で,採取が必要な情報を次の表に示します。

表11‒6 採取が必要なログ情報(Windowsの場合)

情報の種類

概要

デフォルトのファイル名

jpcrasコマンドでの採取

システムログ

Windowsイベントログ

プロセス情報

プロセスの一覧

システムファイル

hostsファイル

システムフォルダ\system32\drivers\etc\hosts

servicesファイル

システムフォルダ\system32\drivers\etc\services

OS情報

システム情報

ネットワークステータス

ホスト名

Windowsファイアウォールの情報

ダンプ情報

(Windows Server 2003の場合)

ワトソン博士のログファイル

システムドライブ\Documents and Settings\All Users\Application Data\Microsoft\Dr Watson\drwtsn32.log

システムドライブ\Documents and Settings\All Users\Application Data\Microsoft\Dr Watson\user.dump

ダンプ情報

(Windows Server 2008またはWindows Server 2012の場合)

問題のレポートと解決策のログファイル

ダンプ情報の取得方法によって異なります。詳細は,OS付属のドキュメントを参照してください。

(凡例)

○:採取できる

−:該当しない

注※

別のフォルダにログファイルが出力されるように設定している場合は,該当するフォルダから資料を採取してください。

(2) トラブルシューティング時に採取するPerformance Managementの情報

Performance Managementに関する次の情報の採取が必要です。また,ネットワーク接続でのトラブルの場合,接続先マシン上のファイルの採取も必要です。

Performance Managementの情報を次の表に示します。

表11‒7 採取が必要なPerformance Managementの情報(Windowsの場合)

情報の種類

概要

デフォルトのファイル名

jpcrasコマンドでの採取

共通メッセージログ

Performance Managementから出力されるメッセージログ(シーケンシャルファイル方式)

インストール先フォルダ\log\jpclog{01|02}※1

Performance Managementから出力されるメッセージログ

(ラップアラウンドファイル方式)

インストール先フォルダ\log\jpclogw{01|02}※1

構成情報

各構成情報ファイル

jpctool service list (jpcctrl list)コマンドの出力結果

バージョン情報

製品バージョン

履歴情報

データベース情報

Agent Storeサービス

  • Storeバージョン1.0の場合

    インストール先フォルダ\agtl\store\インスタンス名\*.DB

    インストール先フォルダ\agtl\store\インスタンス名\*.IDX

  • Storeバージョン2.0の場合

    インストール先フォルダ\agtl\store\インスタンス名\STPD

    インストール先フォルダ\agtl\store\インスタンス名\STPIフォルダ

    \agtl\store\インスタンス名\STPLフォルダ下の次に示すファイル

    *.DB

    *.IDX

トレースログ

Performance Managementのプログラムの各サービスのトレース情報

※2

インストールログ※3

インストール時のメッセージログ(Windows Server 2003の場合)

%TEMP%\pfm_inst.log

×

インストール時のメッセージログ

(Windows Server 2008またはWindows Server 2012の場合)

システムフォルダ\TEMP\HCDINSTフォルダ下の次に示すファイル。

  • HCDMAIN.LOGおよびHCDMAINn.LOG※4

  • HCDINST.LOGおよびHCDINSTn.LOG※4

  • 製品形名.LOG

×

(凡例)

○:採取できる

×:採取できない

−:該当しない

注※1

ログファイルの出力方式については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの障害検知について説明している章を参照してください。

注※2

トレースログの格納先フォルダについては,「11.3.2 トラブルシューティング時に参照するログファイルおよびフォルダ一覧」を参照してください。

注※3

インストールに失敗した場合に採取してください。

注※4

nは数字を示します。

(3) トラブルシューティング時に採取するオペレーション内容

トラブル発生時のオペレーション内容について,次に示す情報が必要です。

(4) トラブルシューティング時に採取する画面上のエラー情報

次に示すハードコピーを採取してください。

(5) トラブルシューティング時に採取するユーザーダンプ(Windows Server 2008またはWindows Server 2012の場合)

Windows Server 2008またはWindows Server 2012でPerformance Managementのプロセスがアプリケーションエラーで停止した場合は,ユーザーダンプを採取してください。

(6) トラブルシューティング時に採取する問題レポート(Windows Server 2008またはWindows Server 2012の場合)

Windows Server 2008またはWindows Server 2012でPerformance Managementのプロセスがアプリケーションエラーで停止した場合は,問題レポートを採取してください。

(7) トラブルシューティング時に採取するその他の情報

その他の必要な情報を次に示します。