KAVF14128-E
Cannot log on to the SAP system. (エラーが発生した関数名)
SAPシステムにログオンできません(エラーが発生した関数名)
SAPシステムとの接続処理でログオンエラーが発生しました。SAPシステムとの接続時に発生したRFC APIエラーについては,メッセージKAVF14121-Eの代わりにこのメッセージまたはメッセージKAVF14127-Eが出力されます。共通メッセージログ内には,続いて詳細なエラー情報を示すメッセージKAVF14122-Eが出力されます。
エラーの要因として,次のことが考えられます。
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ログオン情報が不正である(クライアント,ユーザー,パスワードなどに誤りがある)
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ユーザーのパスワードが変更された
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ユーザーに適切な権限が付与されていない
権限とは,汎用モジュールにRFC接続するための権限(S_RFC)のことです。
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SAP NetWeaver 7.0以降をベースとしたSAPシステムで小文字を含む拡張パスワードを定義しているが,インスタンス情報のEXTPWD項目に"N"(拡張パスワードを使用しない)を指定している
- (S)
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起動処理中にこのエラーが発生した場合
Agent Collectorサービスを停止します。
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起動完了後(運用中)にこのエラーが発生した場合
監視を続行します。開いているRFCハンドルは閉じられ,次回のパフォーマンスデータ収集のタイミングで,接続が再確立されます。なお,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は,延期されます。
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- (O)
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起動処理中にこのエラーが発生した場合
Agent Collectorサービス起動情報ファイル(jpcagt.ini)内に設定されている接続パラメーター,SAPシステム上のユーザー定義などを見直し,問題を取り除いてから再起動してください。
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起動完了後(運用中)にこのエラーが発生した場合
ユーザーが削除された,パスワードが変更された,などの原因が考えられます。このエラーが発生した時刻の前後に,共通メッセージログ内に出力されているメッセージKAVF14122-Eを確認して問題を解決してください。
Agent Collectorサービス起動情報ファイル(jpcagt.ini)内の接続パラメーターの誤りを訂正する場合,起動中のPFM - Agent for Enterprise Applicationsをjpcspm stopコマンドで停止してから訂正してください。
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