Dialog Service(PI_DIA)
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機能
Dialog Service(PI_DIA)レコードは,ダイアログサービスについての統計情報を示します。このサービスを提供するSAPインスタンスごとに,1件のレコードが作成されます。
デフォルト値および変更できる値
項目 |
デフォルト値 |
変更可否 |
---|---|---|
Collection Interval |
600 |
○ |
Collection Offset |
35 |
○ |
Log |
No |
○ |
LOGIF |
空白 |
○ |
Over 10 Sec Collection Time |
No |
× |
Realtime Report Data Collection Mode |
Reschedule |
○ |
ODBCキーフィールド
なし
ライフタイム
なし
レコードサイズ
-
固定部:959バイト
-
可変部:0バイト
フィールド
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートバージョン |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|
DBRequestTime (DB_REQUEST_TIME) |
論理データベース要求を処理するための平均時間。ミリ秒単位。 |
AVG |
float |
No |
6.20 |
RZ20(SAPシステムID\SAPインスタンス名\Dialog\DBRequestTime) |
DialogSteps (DIALOG_STEPS) |
1分当たりの平均ダイアログステップ数。 |
AVG |
float |
No |
6.20 |
RZ20(SAPシステムID\SAPインスタンス名\Dialog\DialogSteps) |
FrontendNetTime (FRONTEND_NET_TIME) |
フロントエンドからアプリケーションサーバへの最初のデータ転送時と,アプリケーションサーバからフロントエンドへの最後のデータ転送時に,ネットワークで使われる時間。ミリ秒単位。GuiCallBackTimeフィールドの値は含まれていない。 |
AVG |
float |
No |
6.20 |
RZ20(SAPシステムID\SAPインスタンス名\Dialog\FrontEndNetTime) |
FrontendResponseTime (FRONTEND_RESPONSE_TIME) |
自分の要求が処理されるのをユーザーがフロントエンドで待つ平均時間。つまり,応答時間,ネットワーク転送時間,およびフロントエンド処理時間の合計平均時間。ミリ秒単位。 |
AVG |
float |
No |
6.20 |
RZ20(SAPシステムID\SAPインスタンス名\Dialog\FrontendResponseTime) |
GuiCallBackTime (GUI_CALL_BACK_TIME) |
ダイアログステップ中のアプリケーションサーバとフロントエンドの間の通信時に,ワークプロセスがフロントエンドを待つ平均時間。ミリ秒単位。 |
AVG |
float |
No |
6.20 |
RZ20(SAPシステムID\SAPインスタンス名\Dialog\GuiCallBackTime) |
Instance Name (INSTANCE_NAME) |
SAPインスタンス名。この名前は通常,ホスト名,SAPシステムID名,およびシステム番号から構成される。rdisp/mynameパラメーターによって設定を変更できる。 |
COPY |
string(21) |
No |
6.20 |
− |
Interval (INTERVAL) |
レコードが格納されたインターバル(Record Timeフィールドの値 - 前回取得時のRecode Timeフィールドの値)の秒数。最初の値は0。 |
ADD |
ulong |
No |
6.20 |
− |
Load+GenTime (LOAD_GENTIME) |
データベースからのソーステキスト,グラフィカルユーザーインターフェース,および画面情報の平均ロードと作成時間。ミリ秒単位。 |
AVG |
float |
No |
6.20 |
RZ20(SAPシステムID\SAPインスタンス名\Dialog\Load+GenTime) |
LongRunners (LONG_RUNNERS) |
長期間実行中のダイアログワークプロセス数。 |
AVG |
float |
No |
6.20 |
RZ20(SAPシステムID\SAPインスタンス名\Dialog\LongRunners) |
MonitoringTime (MONITORING_TIME) |
ダイアログステップでモニタリングデータを作成するための平均時間。ミリ秒単位。 |
AVG |
float |
No |
6.20 |
RZ20(SAPシステムID\SAPインスタンス名\Dialog\MonitoringTime) |
NumberOfWPDia (NUMBER_OF_WP_DIA) |
ダイアログワークプロセスの数。 |
AVG |
float |
No |
6.20 |
RZ20(SAPシステムID\SAPインスタンス名\Dialog\NumberOfWpDIA) |
QueueLength % (QUEUE_LENGTH) |
ディスパッチャー待ち行列の平均使用率。 |
% |
float |
No |
6.20 |
RZ20(SAPシステムID\SAPインスタンス名\Dialog\QueueLength) |
QueueTime (QUEUE_TIME) |
ディスパッチャー待ち行列での平均待ち時間。つまり,ユーザー要求がディスパッチャーキューに入っている平均待ち時間。ミリ秒単位。 |
AVG |
float |
No |
6.20 |
RZ20(SAPシステムID\SAPインスタンス名\Dialog\QueueTime) |
Record Time (RECORD_TIME) |
レコードが作成された時刻。 |
COPY |
time_t |
No |
6.20 |
− |
Record Type (INPUT_RECORD_TYPE) |
レコード種別。常に「DIA」。 |
COPY |
char(8) |
No |
6.20 |
− |
ResponseTime (RESPONSE_TIME) |
ダイアログステップの処理時間の平均値。ミリ秒単位。ダイアログステップの処理に必要だった全処理時間を含む。データベース処理時間を含むが,ネットワーク転送時間やフロントエンド処理時間は含まれない。ダイアログステップが存在しない時間帯は,最後にダイアログステップが存在した時間帯の処理時間の平均値を報告する。※ |
AVG |
float |
No |
6.20 |
RZ20(SAPシステムID\SAPインスタンス名\Dialog\ResponseTime) |
ResponseTime:StandardTran. (RESPONSE_TIME_STANDARD_TRAN) |
標準トランザクションの応答時間。ミリ秒単位。 |
AVG |
float |
No |
6.20 |
RZ20(SAPシステムID\SAPインスタンス名\Dialog\ResponseTime(StandardTran.) ) |
System ID (SYSTEM_ID) |
SAPシステムID。 |
COPY |
string(9) |
No |
6.20 |
− |
UsersLoggedIn (USERS_LOGGED_IN) |
ログインしているユーザー数。 |
HILO |
float |
No |
6.20 |
RZ20(SAPシステムID\SAPインスタンス名\Dialog\UsersLoggedIn) |
Utilization % (UTILIZATION) |
1アプリケーションサーバ当たりのダイアログワークプロセスの平均使用率。 |
% |
float |
No |
6.20 |
RZ20(SAPシステムID\SAPインスタンス名\Dialog\Utilisation) |
- 注※
-
ダイアログステップが存在しない時間帯は,SAPシステム上でダイアログステップの処理時間の平均値が更新されません。このため,SAPシステム上で最後に更新されたダイアログステップの処理時間の平均値(つまり,最後にダイアログステップが存在した時間帯の処理時間の平均値)が報告されます。本動作については,「9. レコード」の「レコードの注意事項」の「PIレコードタイプのレコードに関する注意事項」を参照してください。