Hitachi

JP1 Version 10 JP1/Performance Management - Agent Option for Service Response


1.4.1 パフォーマンス監視の目的

パフォーマンスを監視することは,インターネットサービスを安定稼働させる上で重要な作業です。

PFM - Agent for Service Responseを用いたパフォーマンス監視は,主にインターネットサービスの応答性能情報を分析し,ボトルネックの原因を見つけることを目的に使用できます。

インターネットサービスのパフォーマンスを監視したり,障害の発生をユーザーに警告するよう設定したりすることで,インターネットサービスの運用上の問題を早期に発見し,対処できるようになります。

このように,システムを安定稼働させるには,PFM - Agent for Service Responseを用いて正しくパフォーマンスを監視することが重要です。

パフォーマンスの監視方法について「1.4.3 定義例(IEシナリオを計測する場合)」および「1.4.4 定義例(Webトランザクションを計測する場合)」で例を挙げて紹介します。具体的な設定項目については,システムの運用形態に合わせて,検討してください。