Hitachi

JP1 Version 10 JP1/Performance Management - Agent Option for Service Response


1.3 パフォーマンスデータの収集と管理の概要

PFM - Agent for Service Responseによるパフォーマンスデータ収集の流れを次の図に示します。

図1‒12 PFM - Agent for Service Responseによるパフォーマンスデータ収集の流れ

[図データ]

PFM - Agent for Service Responseでは,IE Probe DaemonおよびProbe Daemonが計測対象の応答時間を測定しています。計測結果はいったんレポートファイルに出力されます。Agent Collectorは,レポートファイルの最新のデータを収集し,レコードの形式で管理します。

なお,パフォーマンスデータの収集方法と管理方法は,パフォーマンスデータが格納されるレコードのレコードタイプによって異なります。PFM - Agent for Service Responseのレコードは,次の3つのレコードタイプに分けられます。

パフォーマンスデータの収集方法と管理方法については,次の個所を参照してください。

PFM - Agentで収集および管理されているレコードのうち,どのパフォーマンスデータを利用するかは,PFM - Web Consoleで選択します。選択方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,稼働監視データの管理について説明している章を参照してください。