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JP1 Version 10 JP1/Performance Management - Remote Monitor for Virtual Machine


付録E.3 リモートエージェントとグループエージェントのプロパティ一覧

PFM - RM for Virtual Machineのリモートエージェントとグループエージェントのプロパティ一覧を次の表に示します。

表E‒3 PFM - RM for Virtual Machineのリモートエージェントとグループエージェントのプロパティ一覧

フォルダ名

プロパティ名

説明

リモートエージェント

グループエージェント

First Registration Date

サービスがPFM - Managerに認識された最初の日時が表示される。

Last Registration Date

サービスがPFM - Managerに認識された最新の日時が表示される。

Data Model Version

データモデルのバージョンが表示される。

Remote Monitoring

リモートエージェントおよびグループエージェントのプロパティが格納されている。

Agent Type

エージェントの種別が表示される。

  • Remote Agent

    リモートエージェントの場合

  • Group Agent

    グループエージェントの場合

Remote Monitor Name

PFM - RM for Virtual MachineのサービスIDが表示される。

Target Name

監視対象名が表示される。

×

Target Host

監視対象ホスト名が表示される。

×

Group Name

グループ名が表示される。

×

Primary Host

プライマリホスト名が表示される。

×

Grouping Targets

集約対象となるTarget Nameの一覧(リスト表示)が表示される。

×

Detail Records

PDレコードタイプのレコードのプロパティが格納されている。収集されているレコードのレコードIDは,太字で表示される。

Detail Records

レコードID※2

レコードのプロパティが格納される。

Description

レコードの説明が表示される。

Log※1

レコードをPFM - RM for Virtual MachineのStoreデータベースに記録するかどうかが「Yes」または「No」で表示される。この値が「Yes」で,かつCollection Intervalが0より大きい値であれば,データベースに記録される。

Log(ITSLM)※1

JP1/ITSLM - ManagerからレコードをPFM - RM for Virtual MachineのStoreデータベースに記録するかどうかが「Yes」または「No」で表示される。この値が「Yes」でかつ,Collection Intervalが0より大きい値であれば,データベースに記録される。

このプロパティは変更できない。

Monitoring(ITSLM)

レコードをJP1/ITSLM - Managerに送信するかどうかについて,JP1/ITSLM - Managerからの設定が「Yes」または「No」で表示される。

このプロパティは変更できない。

Collection Interval

データの収集間隔を指定する。指定できる値は0〜2,147,483,647秒で,1秒単位で指定できる。なお,0と指定した場合は0秒となり,データは収集されない。

※3

※3

Collection Offset

データの収集を開始するオフセット値を指定する。指定できる値は,Collection Intervalで指定した値の範囲内で,0〜32,767秒を1秒単位で指定できる。なお,データ収集の記録時間は,Collection Offsetの値に関係なくCollection Intervalと同様の時間となる。

※3

※3

LOGIF

レコードをデータベースに記録するときの条件を指定する。条件に合ったレコードだけがデータベースに記録される。

PFM - Web Consoleの[サービス階層]タブで表示されるサービスのプロパティ画面の下部フレームの[LOGIF]をクリックすると表示される[ログ収集条件設定]ウィンドウで作成した条件式(文字列)が表示される。

※3

※3

Interval Records

PIレコードタイプのレコードのプロパティが格納されている。収集されているレコードのレコードIDは,太字で表示される。

Interval Records

レコードID※2

レコードのプロパティが格納されている。

Description

レコードの説明が表示される。このプロパティは変更できない。

Log※1

レコードをPFM - RM for Virtual MachineのStoreデータベースに記録するかどうかが「Yes」または「No」で表示される。この値が「Yes」で,かつCollection Intervalが0より大きい値であれば,データベースに記録される。

Log(ITSLM)※1

JP1/ITSLM - ManagerからレコードをPFM - RM for Virtual MachineのStoreデータベースに記録するかどうかが「Yes」または「No」で表示される。この値が「Yes」でかつ,Collection Intervalが0より大きい値であれば,データベースに記録される。

このプロパティは変更できない。

Monitoring(ITSLM)

レコードをJP1/ITSLM - Managerに送信するかどうかについて,JP1/ITSLM - Managerからの設定が「Yes」または「No」で表示される。

このプロパティは変更できない。

Collection Interval

データの収集間隔を指定する。指定できる値は0〜2,147,483,647秒で,1秒単位で指定できる。なお,0と指定した場合は0秒となり,データは収集されない。

※3

※3

Collection Offset

データの収集を開始するオフセット値を指定する。指定できる値は,Collection Intervalで指定した値の範囲内で,0〜32,767秒を1秒単位で指定できる。なお,データ収集の記録時間は,Collection Offsetの値に関係なくCollection Intervalと同様の時間となる。

※3

※3

LOGIF

レコードをデータベースに記録するときの条件を指定する。条件に合ったレコードだけがデータベースに記録される。PFM - Web Consoleの[サービス階層]タブで表示されるサービスのプロパティ画面の下部フレームの[LOGIF]をクリックすると表示される[ログ収集条件設定]ウィンドウで作成した条件式(文字列)が表示される。

※3

※3

Log Records

PLレコードタイプのレコードのプロパティが格納されている。PFM - RM for Virtual Machineでは使用しない。

Remote Monitor Configuration

監視対象固有の設定用プロパティが格納されている。

×

Remote Monitor Configuration

Target

リモートエージェントのサービスの概要が表示される。

×

Target

監視対象名

監視対象の名称が表示される。

×

VM_Host

監視対象の物理サーバのホスト名を指定する。

×

Security

監視対象となる物理サーバとの通信にSSLを使用するかどうかを指定する。

次の値のどちらかを指定できる。

  • 0:SSLを使用しない。

  • 1:SSLを使用する。

×

Port

監視対象となる物理サーバとの通信に使用するポート番号を指定する。

VMwareの場合,0のときはSecurityの設定に応じて次の値を用いる。

  • Security=0(SSLを使用しない)の場合

    HTTPのデフォルトポート番号80

  • Security=1(SSLを使用する)の場合

    HTTPSのデフォルトポート番号443

Virtageの場合,使用するポート番号は623で固定のため,任意に指定できない。ポート番号に623以外を指定した場合も,623として設定される。

KVMの場合,ポート番号に0を指定した場合,SSHのデフォルトポート番号22として設定される。

×

UserID

監視対象となる物理サーバに接続するためのユーザーIDを指定する。なお,このプロパティは,監視対象ホストがVMware,Hyper-V,KVMの場合だけに対応する。

×

Password

監視対象となる物理サーバに接続するためのパスワードに,****(固定)が表示される。このプロパティは変更できない。なお,このプロパティは,監視対象ホストがVMware,Hyper-Vの場合だけに対応する。

×

Domain

監視対象となる物理サーバが所属するドメイン名を指定する。なお,このプロパティは,監視対象ホストがHyper-Vの場合だけに対応する。

×

Private_Key_File

SSH公開鍵方式で使用する秘密鍵ファイルの名前を絶対パスで指定する。なお,このプロパティは,監視対象ホストがKVMの場合だけに対応する。

×

(凡例)

−:該当しない

○:表示されて更新できる

●:表示されるが更新できない

×:表示されない

注※1

どちらかのプロパティの値が「Yes」の場合,Storeデータベースに記録されます。

注※2

フォルダ名には,データベースIDを除いたレコードIDが表示されます。各レコードのレコードIDについては,「5. レコード」を参照してください。

注※3

PFM - RM for Virtual Machineで設定された値が表示されます。