Hitachi

JP1 Version 10 JP1/Performance Management - Remote Monitor for Platform


9.2 トラブルシューティング

ここでは,Performance Management使用時のトラブルシューティングについて記述します。トラブルが発生した場合,まず,この節で説明している現象が発生していないか確認してください。

Performance Managementに発生する主なトラブルの内容を次の表に示します。

表9‒1 トラブルシューティング

項番

分類

トラブルの内容

記述個所

1

セットアップやサービスの起動について

  • Performance Managementのプログラムのサービスが起動しない。

  • サービスの起動要求をしてからサービスが起動するまで時間が掛かる。

  • Performance Managementのプログラムのサービスを停止した直後に,別のプログラムがサービスを開始したとき,通信が正しく実行されない。

  • 「ディスク容量が不足しています」というメッセージが出力されたあと,Master StoreサービスまたはRemote Monitor Storeサービスが停止する。

  • PFM - RMのRemote Monitor Collectorサービスが起動しない。

  • Windowsのセキュリティイベントログに「失敗の監査」(イベントID:4625または4776)が記録される。

9.2.1

2

コマンドの実行について

  • jpctool service listコマンドを実行すると稼働していないサービス名が出力される。

  • jpctool db dumpコマンドを実行すると,指定したStoreデータと異なるデータが出力される。

9.2.2

3

レポートの定義について

  • 履歴レポートに表示されない時間帯がある。

9.2.3

4

アラームの定義について

  • アクション実行で定義したプログラムが正しく動作しない。

  • アラームイベントが表示されない。

  • アラームしきい値を超えているのに,エージェント階層の[アラームの状態の表示]画面に表示されているアラームアイコンの色が緑のまま変わらない。

9.2.4

5

パフォーマンスデータの収集と管理について

  • データの保存期間を短く設定しても,PFM - RM for PlatformのStoreデータベースのサイズが小さくならない。

  • 共通メッセージログに「Storeデータベースに不正なデータが検出されました」というメッセージが出力される。

  • PFM - RM for Platformを起動してもパフォーマンスデータが収集されない。

  • プロセス監視に関するアラームが意図したとおりに通知されない。

9.2.5

〈この節の構成〉