1.4.5 [レポート]画面
レポートの表示画面です。この画面は,次の操作で表示されます。なお,初期設定ファイル(config.xml)のeditReportByOrdinaryUserでoffが指定されている場合,一般ユーザーまたは業務グループ一般ユーザーでログインすると[ベースライン],[ブックマーク],および[レポート定義の保存]は表示されません。初期設定ファイル(config.xml)については,「付録E 初期設定ファイル(config.xml)」を参照してください。
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[エージェント階層]画面の[レポートの表示]メソッドを選択し,[ツリー種別]から「レポート」を選択し,[レポートの表示 > レポートの選択]画面でレポート名をクリックしたとき
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[エージェント階層]画面の[レポートの表示]メソッドを選択し,[ツリー種別]から「ブックマーク」を選択し,[ブックマークの登録 > レポートの選択]画面でブックマークやレポート名をクリックしたとき
なお,[ブックマークの登録 > レポートの選択]画面で複合ブックマークをクリックすると,複合レポートが表示されます。
-
[エージェント階層]画面の[アラームの状態の表示]メソッドを選択し,[アラームの状態の表示]画面でレポートアイコンをクリックしたとき
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[ブックマーク階層]画面のナビゲーションフレームでレポート名を選択し,[レポートの表示]メソッドを選択したとき
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[イベントモニター]画面でレポートアイコンをクリックしたとき
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[システム稼働状況サマリ監視]画面の[イベント]エリアの一覧から,レポートアイコンをクリックしたとき
-
ドリルダウンレポートから,リンクメニューの[レポートの表示]をクリックしたとき
[レポート]画面には,次の4つのタブがあります。
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[レポートの表示]タブ
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[プロパティの表示]タブ
-
[レポート定義の編集]タブ
-
[レポートの表示設定]タブ
各タブの画面で共通の項目について説明します。
- [ベースライン]
-
リアルタイムレポート,グラフが表示されないレポート,および表示キーフィールドが指定されているレポート以外のときだけ,レポート表示画面右上に[ベースライン]が表示されます。
ベースラインとは,過去のある期間のレポートを比較のための基準値として保存したレポートを指します。複合レポートに基準値として重ねて表示できます。「1.4.5(1) [ベースライン]画面」を参照してください。
- [ブックマーク]
-
ブックマークまたは複合ブックマークを登録するための[ブックマーク]画面が別ウィンドウで表示されます。「1.4.14(2) [ブックマーク]画面」を参照してください。
- [レポート定義の保存]
-
[レポート定義の保存]画面が別ウィンドウで表示され,レポートの保存先を指定できます。「1.4.5(2) [レポート定義の保存]画面」を参照してください。
- [説明]
-
該当するプロダクトのデータモデルバージョンごとに,[レコードとフィールドの説明]画面を別ウィンドウで表示します。「1.4.5(3) [レコードとフィールドの説明]画面」を参照してください。
- [閉じる]
-
[レポート]画面を閉じます。
それぞれの画面とタブについて説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) [ベースライン]画面
ベースラインを登録する画面です。
[ベースライン]画面の表示例を次の図に示します。
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表示項目について説明します。
- [最新情報に更新]
-
[ベースライン]画面の表示内容を最新状態に更新します。
- テキストボックス
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キーワードによってブックマークを絞り込むことができます。表示するブックマークを絞り込むための文字列を1〜1,024文字で指定します。複数の条件をAND検索したい場合は,区切り文字(全角スペース,半角スペース,またはタブ文字)で区切ります。区切り文字も1文字としてカウントされます。絞り込みのキーワードとして入力できる単語数は100個までです。
- [絞込]ボタン
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テキストボックスに指定した文字列で絞り込みが実行されます。
- [解除]ボタン
-
絞り込みの状態が解除され,絞り込み条件がクリアされます。
- ブックマークツリー
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ベースラインの保存先を指定します。
- [ベースライン名を指定してください]
-
ベースライン名を1〜64文字の全角または半角文字で入力します。
- [OK]ボタン
-
選択したオブジェクトによって次のように変わります。
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複合ブックマークを選択した場合
選択している複合ブックマークの下位にベースラインが追加されます。
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ベースラインを選択した場合
選択しているベースラインが更新されます。
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- [キャンセル]ボタン
-
[ベースライン]画面の定義内容を破棄して,画面を閉じます。
(2) [レポート定義の保存]画面
レポート定義を保存する画面です。一般ユーザー権限でログインする場合,[レポート定義の保存]メニューの表示・非表示は,初期設定ファイル(config.xml)で指定できます。初期設定ファイル(config.xml)については,「付録E 初期設定ファイル(config.xml)」を参照してください。
[レポート定義の保存]画面の表示例を次の図に示します。
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表示項目について説明します。
- [最新情報に更新]
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[レポート定義の保存]画面の表示内容を最新状態に更新します。
- [OK]ボタン
-
[レポート定義の保存]画面の定義内容に従ってレポートを保存し,[レポート定義の保存]画面を閉じます。
次の場合はエラーメッセージを表示します。
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テキストボックスに入力したレポート名が,既存のレポート名と重複する場合
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上書き対象のレポートがない場合
-
- [キャンセル]ボタン
-
[レポート定義の保存]画面の定義内容を破棄して,画面を閉じます。
- [上書き保存]ラジオボタン
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既存のレポート定義を上書きします。次の場合には表示されません。
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インスタントレポートの場合
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登録レポート表示時
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上書き対象のレポートが削除されている場合
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監視テンプレートのレポート定義の場合
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- [保存先指定]ラジオボタン
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レポートの保存先を指定するレポートツリーを表示します。
- テキストボックス
-
キーワードによってレポート定義の保存先を絞り込むことができます。表示するレポート定義の保存先を絞り込むための文字列を1〜1,024文字で指定します。複数の条件をAND検索したい場合は,区切り文字(全角スペース,半角スペース,またはタブ文字)で区切ります。区切り文字も1文字としてカウントされます。絞り込みのキーワードとして入力できる単語数は100個までです。
- [絞込]ボタン
-
テキストボックスに指定した文字列で絞り込みが実行されます。
- [解除]ボタン
-
絞り込みの状態が解除され,絞り込み条件がクリアされます。
- レポートツリー
-
レポート定義の保存先となるフォルダを指定します。
- [レポート名を指定してください]
-
レポート名を1〜64文字の全角または半角文字で入力します。
このテキストボックスは,レポートツリーでフォルダを選択した場合に入力できます。
- [新規フォルダ]ボタン
-
[レポート定義の保存(フォルダ名入力)]画面を表示します。
このテキストボックスは,レポートツリーでフォルダが選択されている場合に表示されます。
図1‒33 [レポート定義の保存(フォルダ名入力)]画面 [レポートフォルダ名]に,レポートフォルダ名を1〜64文字の全角または半角文字で入力します。
入力後,[OK]ボタンをクリックすると,[レポート定義の保存(フォルダ名入力)]画面が閉じ,レポートフォルダが作成されます。
[キャンセル]ボタンをクリックすると,入力内容を破棄して,[レポート定義の保存(フォルダ名入力)]画面を閉じます。
(3) [レコードとフィールドの説明]画面
レコード,およびそのレコードに属するフィールドについての情報を表示する画面です。この画面は[レポート階層]画面,[アラーム階層]画面で表示される場合も同じです。
[レコードとフィールドの説明]画面の表示例を次の図に示します。
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表示項目について説明します。
- レコード名
-
レコード名が階層表示されます。レコード名がリンク表示されている部分をクリックすると一覧のレコード情報部分へジャンプします。
- フィールド名索引
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該当するレコードに属するフィールドの頭文字が列挙されます。リンク表示されている部分をクリックすると一覧の該当するフィールド情報部分へジャンプします。
- [レコード]
-
レコード名が表示されます。
- [説明](レコード)
-
レコードの説明が表示されます。
- [フィールド]
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該当するレコードに属するフィールド名がアルファベット順に表示されます。
- [説明](フィールド)
-
フィールドの説明が表示されます。
(4) [レポートの表示]タブ
指定したレポートを表示する画面です。各エージェントが収集したパフォーマンスデータを,グラフや表形式のグラフィカルなレポートとして表示します。
[レポート]画面([レポートの表示]タブ)の表示例を次の図に示します。
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表示項目について説明します。
- チェックボックス
-
- [グラフ]
-
レポートのグラフデータを表示させる場合にチェックします。デフォルトはチェックされています。
該当するデータがない場合,またはレポート定義で設定されていない場合は非活性になります。
- [一覧]
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レポートの一覧データを表示させる場合にチェックします。デフォルトはチェックされています。
該当するデータがない場合,またはレポート定義で設定されていない場合は非活性になります。
- [表]
-
レポートの表データを表示させる場合にチェックします。デフォルトはチェックされています。
該当するデータがない場合,またはレポート定義で設定されていない場合は非活性になります。
- データグループボタン
-
データグループとは,レコードの取得時間ごとにまとめたデータ群を指します。
ボタン
-
最初のデータまたはデータグループを表示します。
ボタン
-
1つ前のデータまたはデータグループを表示します。
ボタン
-
1つあとのデータまたはデータグループを表示します。
ボタン
-
最後のデータまたはデータグループを表示します。
- ドリルダウンレポート選択リスト
-
プルダウンメニューからドリルダウンレポートを選択できます。この項目は,表示しているレポート,ブックマークまたは複合ブックマークにドリルダウンレポートが定義されている場合だけ表示されます。
選択リストにマウスカーソルを重ねると,ツールチップに現在選択中のレポート名が表示され,選択リストの幅で表示し切れないレポート名を末尾まで確認できます。
- リンクメニュー
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- [レポートの表示]
-
ドリルダウンレポート選択リストでドリルダウンレポートが選択されている場合,この項目をクリックするとレポートの表示画面が別ウィンドウで表示されます。
- [最新情報に更新]
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データを再取得し,最新の情報で表示内容を再描画します。
- [CSV出力]
-
レポート表示のために取得したデータをCSV形式のテキストファイルに出力します。この項目は,自動更新中のリアルタイムレポートでは表示されません。この場合,[停止]メニューで自動更新を停止すると表示されます。この項目を選択すると,ファイルのダウンロードダイアログボックスが表示されます。
- [印刷画面]
-
新しいウィンドウに[レポート印刷]画面が表示されます。
この項目は,自動更新中のリアルタイムレポートでは表示されません。この場合,[停止]メニューで自動更新を停止すると表示されます。
[レポート印刷]画面については,「1.4.6 [レポート印刷]画面」を参照してください。
- [停止]
-
リアルタイムレポートの自動更新を停止します。
- レポート表示期間変更ボタン
-
履歴レポートの場合は,次のボタンによって現在表示しているレポートと同じ期間幅分,前後の時間帯のデータに移動できます。なお,[レポート表示設定]タブでは,より詳細なレポート表示期間の設定変更が行えます。
ボタン
-
現在表示しているレポートの表示期間を,現在表示している期間分過去に移動したレポートを表示します。
ボタン
-
現在表示しているレポートの表示期間を,現在表示している期間の半分過去に移動したレポートを表示します。
ボタン
-
現在表示しているレポートの表示期間を,現在表示している期間の半分未来に移動したレポートを表示します。
ボタン
-
現在表示しているレポートの表示期間を,現在表示している期間分未来に移動したレポートを表示します。
例えば,10:00〜11:00という1時間のデータを表示していた場合は,それぞれ次のようになります。
-
ボタン:9:00〜10:00のデータ
-
ボタン:9:30〜10:30のデータ
-
ボタン:10:30〜11:30のデータ
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ボタン:11:00〜12:00のデータ
また,1月1日〜1月30日という30日間のデータを表示していた場合は,それぞれ次のようになります。
-
ボタン:12月2日〜12月31日のデータ
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ボタン:12月17日〜1月15日のデータ
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ボタン:1月16日〜2月14日のデータ
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ボタン:1月31日〜3月1日のデータ
- メッセージ表示アイコン(
)
-
リアルタイムレポートを表示している場合で,自動更新に関するメッセージが発生したときに表示されます。
をクリックするとメッセージが表示されます。
- リアルタイムレポートの動作モード名
-
履歴データの収集をリアルタイムレポートの表示処理より優先する設定にしている場合でリアルタイムレポートを表示しているときに,設定内容に応じて[再スケジュールモード]または[一時保存モード]のどちらかが表示されます。
履歴データの収集をリアルタイムレポートの表示処理より優先する設定については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」のトラブルへの対処方法について説明している章を参照してください。
- グラフの表示エリア
-
グラフの表示エリアです。
ボタン
-
グラフのフィールドが複数のページに分割されているときに,最初のページを表示します。
ボタン
-
グラフのフィールドが複数のページに分割されているときに,1つ前のページを表示します。
ボタン
-
グラフのフィールドが複数のページに分割されているときに,1つあとのページを表示します。
ボタン
-
グラフのフィールドが複数のページに分割されているときに,最後のページを表示します。
- ズーム倍率
-
グラフを拡大表示できます。拡大率は,100%,200%,400%,600%,および800%から選択できます。
- 一覧の表示エリア
-
エージェントまたはインスタンスごとにフィールド値を一覧形式で表示するエリアです。一覧で,フィールド名がリンク表示されているものについては,クリックするとドリルダウンレポート(フィールドレベル)が表示されます。
ボタン
-
1データグループ内の最初のエージェントまたはインスタンスのデータを表示します。
ボタン
-
1データグループ内の1つ前のエージェントまたはインスタンスのデータを表示します。
ボタン
-
1データグループ内の1つあとのエージェントまたはインスタンスのデータを表示します。
ボタン
-
1データグループ内の最後のエージェントまたはインスタンスのデータを表示します。
- 表の表示エリア
-
履歴データで,時系列に蓄積されたデータを表形式で表示するエリアです。表の値がリンク表示されているものについては,クリックするとドリルダウンレポート(フィールドレベル)が表示されます。
- [先頭へ]
-
最初のページを表示します。
- [前へ]
-
1つ前のページを表示します。
- データ番号
-
「表示ページ内の先頭データ番号 - 表示ページ内の最終データ番号 OF 総データ数」が表示されます。
例:5-24 OF 50
- [次へ]
-
1つあとのページを表示します。
- [最後へ]
-
最後のページを表示します。
(5) [プロパティの表示]タブ
[レポートの表示]タブに表示されているレポートの定義内容が表示されます。表示される情報は,レポート定義を新規作成または編集する画面で設定した内容です。
[レポート]画面([プロパティの表示]タブ)を次の図に示します。
|
[プロパティの表示]タブの画面上部に表示されるリンクをクリックすると,該当する情報の表示エリアにジャンプします。各エリアの表示項目の詳細については,「1.5.3 レポート定義の新規作成および編集画面」を参照してください。
表示項目について説明します。
- [名前と種別]
-
[名前と種別]エリアには,レポート定義の[新規レポート > 名前と種別]または[編集 > 名前と種別]画面で設定した情報が表示されます。
- [フィールド]
-
[フィールド]エリアには,レポート定義の[新規レポート > フィールド]または[編集 > フィールド]画面で設定した情報が表示されます。
- [表示設定(リアルタイムレポート)]または[表示設定(履歴レポート)]
-
-
リアルタイムレポートの場合
[表示設定(リアルタイムレポート)]エリアには,レポート定義の[新規レポート > 表示設定(リアルタイムレポート)]または[編集 > 表示設定(リアルタイムレポート)]画面で設定した情報が表示されます。
-
履歴レポートの場合
[表示設定(履歴レポート)]エリアには,レポート定義の[新規レポート > 表示設定(履歴レポート)]または[編集 > 表示設定(履歴レポート)]画面で設定した情報が表示されます。
-
- [表示形式]
-
[表示形式]エリアには,レポート定義の[新規レポート > 表示形式]または[編集 > 表示形式]画面で設定した情報が表示されます。
- [グラフのプロパティ]
-
[グラフのプロパティ]エリアには,レポート定義の[新規レポート > グラフのプロパティ]または[編集 > グラフのプロパティ]画面で設定した情報が表示されます。
- [ドリルダウン]
-
[ドリルダウン]エリアには,レポート定義の[新規レポート > ドリルダウン]または[編集 > ドリルダウン]画面で設定した情報が表示されます。
(6) [レポート定義の編集]タブ
[レポートの表示]タブに表示されているレポートの定義の編集ができます。
[レポート]画面([レポート定義の編集]タブ)を次の図に示します。
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[レポート定義の編集]タブの画面上部に表示されるリンクをクリックすると,該当する情報の表示エリアにジャンプします。各エリアの表示項目と設定内容の詳細については,「1.5.3 レポート定義の新規作成および編集画面」を参照してください。
表示項目について説明します。
- [OK]ボタン
-
編集内容を保存します。このボタンをクリックすると,[レポート]画面に戻ります。
- [キャンセル]ボタン
-
[レポート定義の編集]画面の定義内容を破棄して,[レポートの表示]タブに戻ります。
- [名前と種別]
-
[名前と種別]エリアには,レポート定義の[新規レポート > 名前と種別]または[編集 > 名前と種別]画面で設定した情報が表示されます。定義内容は編集できません。
- [フィールド]
-
[フィールド]エリアには,レポート定義の[新規レポート > フィールド]または[編集 > フィールド]画面で設定した情報が表示されます。レコード名以外の定義内容は編集できます。
- [フィルター]
-
[フィルター]エリアにはデフォルトは値が表示されません。定義内容を追加できます。
- [表示設定(リアルタイムレポート)]または[表示設定(履歴レポート)]
-
-
リアルタイムレポートの場合
[表示設定(リアルタイムレポート)]エリアには,レポート定義の[新規レポート > 表示設定(リアルタイムレポート)]または[編集 > 表示設定(リアルタイムレポート)]画面で設定した情報が表示されます。定義内容は編集できます。
-
履歴レポートの場合
[表示設定(履歴レポート)]エリアには,レポート定義の[新規レポート > 表示設定(履歴レポート)]または[編集 > 表示設定(履歴レポート)]画面で設定した情報が表示されます。定義内容は編集できます。
-
- [表示形式]
-
[表示形式]エリアには,レポート定義の[新規レポート > 表示形式]または[編集 > 表示形式]画面で設定した情報が表示されます。定義内容は編集できます。
- [グラフのプロパティ]
-
[グラフのプロパティ]エリアには,レポート定義の[新規レポート > グラフのプロパティ]または[編集 > グラフのプロパティ]画面で設定した情報が表示されます。定義内容は編集できます。
- [ドリルダウン]
-
[ドリルダウン]エリアには,レポート定義の[新規レポート > ドリルダウン]または[編集 > ドリルダウン]画面で設定した情報が表示されます。定義内容は編集できません。
(7) [レポートの表示設定]タブ
[レポートの表示]タブに表示されているレポートの表示設定ができます。
[レポートの表示設定]タブの画面項目は,レポートの種類(リアルタイムレポートまたは履歴レポート)によって異なります。それぞれの場合について次に示します。
(a) [レポートの表示設定]タブ(リアルタイムレポートの場合)
[レポート]画面の[レポートの表示設定]タブ(リアルタイムレポートの場合)を次の図に示します。
|
表示項目について説明します。
- [OK]ボタン
-
設定内容を確定します。このボタンをクリックすると,[レポートの表示]タブに戻ります。
- [キャンセル]ボタン
-
設定した内容を破棄して,[レポートの表示]タブに戻ります。
- [デルタ値で表示]
-
レポートをデルタ値で表示させる場合にチェックします。この項目をチェックした場合,該当するレコードのフィールドにデルタ値が収集されると,前回収集されたときから最新のデルタ値が収集されるまでのパフォーマンスデータの変化量が表示されます。
ただし,リアルタイムレポートを[一時保存モード]で表示する設定のときは,ここでの設定は無効となり,常に前回収集時からのパフォーマンスデータの変化量でリアルタイムレポートが表示されます※。
- [更新間隔]
-
- [自動更新しない]
-
レポートの表示画面を自動的に更新しない場合にチェックします。
- [更新間隔]
-
レポートの表示画面を自動的に更新する場合の更新間隔を指定します。単位は秒です。3,600秒以内の値を指定してください。
ただし,リアルタイムレポートを[一時保存モード]で表示する設定のときは,ここでの設定は無効となり,レコードのCollection Intervalプロパティ(収集間隔)の設定値に従ってリアルタイムレポートが自動更新されます※。
- [ランキング表示]
-
上位または下位のデータをレポートに表示させる場合に指定します。複数インスタンスレコードの場合に表示されます。
- [フィールド]
-
上位または下位のデータを[表示数]に指定した件数分だけ表示するときの,表示の判定基準となるフィールドを選択します。
- [表示数]
-
上位または下位のデータを表示させる件数を1〜100の範囲で指定します。この項目は,[フィールド]でフィールドを選択している場合だけ活性化されます。
- [降順]
-
データを下位から順に表示させるときにチェックします。
- [グラフオプション]
-
- [3Dで表示する]
-
グラフを立体的に表示させる場合にチェックします。
- [グリッドを表示する]
-
グラフ上にグリッドを表示させる場合にチェックします。
- [オートラベルを表示する]
-
グラフ上のプロットにマウスカーソルを重ねたときに,対応するデータの値をツールチップで表示させる場合にチェックします。
- [縦軸の最大値と最小値を手動で設定する]
-
縦軸の最大値と最小値を任意に設定する場合にチェックします。この項目をチェックした場合,[最大値]および[最小値]に任意の値を指定します。
- [最大値]
-
[縦軸の最大値と最小値を手動で設定する]をチェックしている場合に活性化されます。グラフ縦軸の最大値となる任意の値を指定します。
- [最小値]
-
[縦軸の最大値と最小値を手動で設定する]をチェックしている場合に活性化されます。グラフ縦軸の最小値となる任意の値を指定します。
- 注※
-
リアルタイムレポートの[一時保存モード]については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」のトラブルへの対処方法について説明している章を参照してください。
(b) [レポートの表示設定]タブ(履歴レポートの場合)
[レポート]画面の[レポートの表示設定]タブ(履歴レポートの場合)を次の図に示します。
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表示項目について説明します。
- [OK]ボタン
-
設定内容を確定します。このボタンをクリックすると,[レポートの表示]タブに戻ります。
- [キャンセル]ボタン
-
設定した内容を破棄して,[レポートの表示]タブに戻ります。
- [レポートの表示期間の設定]
-
レポートの表示期間について設定できます。
- [対象期間]
-
プルダウンメニューからレポートの表示期間を選択します。
選択できる値を次に示します。
-
[レポートの表示時に指定]
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[過去1時間以内]
-
[過去1日(24時間)以内]
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[過去7日以内]
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[過去1ヶ月以内]
-
[過去1年以内]
[レポートの表示時に指定]以外を選択した場合は,[開始日時]および[終了日時]に対応する日時が自動的に設定されます。
-
- [開始日時]および[終了日時]
-
[対象期間]で[レポートの表示時に指定]を選択した場合に,イベント表示対象期間の開始日時および終了日時を設定します。
[開始日時]および[終了日時]は,「YYYY MM DD hh:mm」の形式で指定します(YYYY=西暦年,MM=月,DD=日,hh=時,mm=分)。
指定できる日時の範囲は,1971年1月1日00時00分〜2035年12月31日23時59分です。[終了日時]には,[開始日時]に指定した日時以降の日時を指定してください。
なお,[レポートの表示時に指定]以外を選択した場合は,対応する日時が自動的に設定されます。また,自動的に表示された日時を変更した場合,[対象期間]の設定が[レポートの表示時に指定]になります。
- [レポート間隔]
-
レポートの表示間隔を設定します。この項目は,PIレコードタイプのレコードの場合に活性化されます。
この項目を設定すると,指定した期間内で平均化(要約)された値がレポートに表示されます。
選択できる値を次に示します。
-
[分]:1分間隔でレポートを表示
-
[時]:1時間間隔でレポートを表示
-
[日]:1日間隔でレポートを表示
-
[週]:1週間間隔でレポートを表示
-
[月]:1か月間隔でレポートを表示
-
[年]:1年間隔でレポートを表示
[分]以外の間隔を指定した場合,[レポートの表示]タブの表の表示エリアにある[Date and Time]の値をクリックすると,ドリルダウンレポートが表示されます。
-
- [開始日時のデータを表示する]および[終了日時のデータを表示する]
-
レポートに表示するデータの内,[開始日時]または[終了日時]で指定した日時に合致するデータを表示するかを切り替えます。デフォルトはチェックされています。デフォルトのチェック状態は,初期設定ファイル(config.xml)のexcludeTerminalData(<vsa>タグ配下)で設定できます。初期設定ファイル(config.xml)については,「付録E 初期設定ファイル(config.xml)」を参照してください。
チェックされている場合,[開始日時]または[終了日時]で指定した日時に合致するデータを表示します。
チェックが外されている場合,[開始日時]または[終了日時]で指定した日時に合致するデータを表示しません。
- [最大レコード数]
-
レポートに表示させるレコードの最大数を1〜1440の範囲で指定できます。
なお,PFM - Web Consoleの初期設定ファイル(config.xml)で,最大レコード数(maxFetchCount)を1〜2147483647の範囲で指定できます。この場合は,config.xmlファイルに指定した範囲で最大レコード数を指定できます。
- [ピーク時間]
-
1日のうち,あるフィールドの値が最大になる時間(ピーク時間)だけ表示させる場合,[フィールド]で任意なフィールド名を指定します。
- [フィールド]
-
プルダウンメニューから,ピーク時間表示の対象となるフィールドを選択します。この項目は,単数インスタンスのレコード(単一行のレコード)で,レポートの表示間隔を1時間間隔としている場合に活性化されます。
- [グラフオプション]
-
- [3Dで表示する]
-
グラフを立体的に表示させる場合にチェックします。
- [グリッドを表示する]
-
グラフ上にグリッドを表示させる場合にチェックします。
- [オートラベルを表示する]
-
グラフ上のプロットにマウスカーソルを重ねたときに,対応するデータの値をツールチップで表示させる場合にチェックします。
- [縦軸の最大値と最小値を手動で設定する]
-
縦軸の最大値と最小値を任意に設定する場合にチェックします。この項目をチェックした場合,[最大値]および[最小値]に任意の値を指定します。
- [最大値]
-
[縦軸の最大値と最小値を手動で設定する]をチェックしている場合に活性化されます。グラフ縦軸の最大値となる任意の値を指定します。
- [最小値]
-
[縦軸の最大値と最小値を手動で設定する]をチェックしている場合に活性化されます。グラフ縦軸の最小値となる任意の値を指定します。