Hitachi

JP1 Version 10 JP1/Performance Management 運用ガイド


15.4.3 カラム名およびテーブル名の指定規則について

PFM ODBCドライバーを使用して,Performance Managementのパフォーマンスデータを抽出する場合の,カラム名およびテーブル名の指定規則を次に示します。

注※

PFM - AgentまたはPFM - RMに複数のデータモデルが混在する場合,最新のデータモデル以外のテーブル名には,データモデルのバージョンを指定する必要があります。

データモデルのバージョンを指定する場合のテーブル名は,次のようになります。

製品タイプ識別子_レコード名_データモデルのバージョン

各指定項目について次に示します。

データベースID

データベースIDには,Storeデータベースの種類を示す識別子を指定します。

指定できる識別子とその意味を次に示します。

  • PI:PIレコードタイプのレコードであることを示します。

  • PD:PDレコードタイプのレコードであることを示します。

PFM - AgentまたはPFM - RMによっては,これ以外にも指定できるデータベースIDがあります。データベースIDは,レコードタイプの頭文字で構成されています。各PFM - AgentまたはPFM - RMのレコードタイプについては,各PFM - AgentまたはPFM - RMマニュアルの,PFM - AgentまたはPFM - RMの概要について説明している章を参照してください。

フィールド名

PFM - AgentまたはPFM - RMで収集されるパフォーマンスデータが格納されている各レコードのフィールド名を,PFM - Manager名で指定します。各レコードのフィールド名については,各PFM - AgentまたはPFM - RMマニュアルの,レコードについて説明している章を参照してください。

製品タイプ識別子

Performance Managementの各プログラムの種類を示す識別子を指定します。各PFM - AgentまたはPFM - RMの製品タイプ識別子については,各PFM - AgentまたはPFM - RMマニュアルの,付録に記載されている識別子一覧を参照してください。

レコード名

PFM - AgentまたはPFM - RMで収集されるパフォーマンスデータが格納されているレコード名を,PFM - Manager名で指定します。レコード名については,各PFM - AgentまたはPFM - RMマニュアルの,レコードについて説明している章を参照してください。

データモデルのバージョン

PFM - AgentまたはPFM - RMに複数のデータモデルが混在する場合,データモデルのバージョンを指定します。データモデルのバージョンについては,各PFM - AgentまたはPFM - RMマニュアルの,レコードについて説明している章を参照してください。

PFM - Agent for OracleでActivity Summary(PD_PDAS)レコードのActive Transactions(ACTIVE_TRANSACTIONS)フィールドを抽出する場合のカラム名およびテーブル名の指定例を次に示します。

また,データモデルが混在しているPFM - Agent for Oracleで,データモデルのバージョン5.0のActivity Summary(PD_PDAS)レコードのActive Transactions(ACTIVE_TRANSACTIONS)フィールドを抽出する場合のテーブル名の指定例を次に示します。