9.3 稼働監視データのバックアップとリストア
稼働監視データをバックアップするには,jpctool db backupコマンドを使用します。jpctool db backupコマンドは,PFM - Managerがインストールされているホストで実行します。-aloneオプションまたは-directオプションを指定すると,PFM - AgentまたはPFM - RMがインストールされているホストでも実行できます。
また,Storeバージョン2.0を使用している場合は,-partialオプションを指定して部分バックアップができます。
稼働監視データをリストアするには,jpctool db restoreコマンドを使用します。jpctool db restoreコマンドは,リストア対象のデータベースがバックアップされているPFM - Manager,PFM - Agent,またはPFM - RMホストで実行します。
なお,jpctool db backupコマンドおよびjpctool db restoreコマンドを実行するには,次のユーザー権限が必要です。
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Windowsの場合:Administrators権限またはBackup Operators権限
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UNIXの場合:rootユーザー権限
稼働監視データをバックアップおよびリストアする際の注意事項を次に示します。
- 注意
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jpctool db backupコマンドでバックアップしたStoreデータベースのデータモデルバージョンが,リストアするStoreデータベースのバージョンと異なる場合,Storeデータベースはリストアできません。
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リストアするデータのサービスキーが,jpctool db backupコマンドでバックアップしたデータのものと異なる場合,Storeデータベースはリストアできません。
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Storeデータベースのバックアップデータは,対象となるStoreデータベースが起動しているホストの文字コード種別に依存します。このため,Storeデータベースをリストアする場合は,文字コード種別を統一してください。文字コード種別が異なる場合,全角文字や半角カタカナが正常に設定されないため,レポートやイベント履歴などが正常に表示されなくなります。
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