9.2.3 ファイルコピーによる定義情報のバックアップとリストア
- 〈この項の構成〉
(1) 定義情報をバックアップする
定義情報をバックアップする場合は,次に示す前提条件を確認した上で行ってください。
- 前提条件
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Performance Managementのすべてのサービスが停止していること。
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- 注意
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バックアップを取得する際は,取得した環境の製品バージョン番号を管理するようにしてください。製品バージョン番号の詳細については,リリースノートを参照してください。
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ファイルのパス長には上限があり,OSによって異なります。バックアップ先ディレクトリのフルパスのパス長が上限を超過した場合,バックアップが正しく行われません。バックアップを取得した後,正しくコピーできていることを確認してください。
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定義情報をバックアップする手順を次に示します。
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バックアップを実行するホストにログインする。
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ホスト内のすべてのPerformance Managementのプログラムおよびサービスが停止していることを確認する。
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定義情報ファイルを任意のバックアップ先にコピーする。バックアップが必要な定義情報ファイルについては,「9.2.4 バックアップ対象ファイル一覧(Windowsの場合)」または「9.2.5 バックアップ対象ファイル一覧(UNIXの場合)」を参照のこと。
PFM - Web Consoleをバックアップする場合は,サービスが動作中であってもバックアップできます。ただし,次の表に示す操作は,バックアップ対象の定義情報を更新するため,バックアップ中に実行しないでください。
操作 |
該当する画面 |
更新される定義情報 |
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---|---|---|---|
ベースラインの登録 |
エージェント階層 |
[ベースライン]画面 |
ブックマークの定義情報 |
ブックマークまたは複合ブックマークの登録 |
[ブックマーク]画面 |
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複合ブックマークの編集 |
ブックマーク階層 |
[編集]画面 |
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タイリング表示レイアウトの保存 |
[タイリング表示]画面 |
||
ブックマークフォルダの新規作成 |
[新規フォルダ]画面 |
||
ブックマークフォルダ,ブックマーク,複合ブックマークまたはベースラインの名称変更 |
[名前の変更]画面 |
||
ブックマークフォルダ,ブックマーク,複合ブックマーク,登録レポートまたはベースラインの削除 |
[ブックマーク階層]画面 ([削除]メソッド) |
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アプリケーション定義のテンプレートの新規作成 |
エージェント階層 |
[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレートの新規作成]画面 |
プロセス監視の定義テンプレートの定義情報 |
アプリケーション定義のテンプレートの編集 |
[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレートの編集]画面 |
||
アプリケーション定義のテンプレートの削除 |
[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレートの削除]画面 |
||
アプリケーション定義のテンプレートの保存 |
[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレート保存]画面 |
||
jpcmkkeyコマンドの実行 |
− |
− |
接続先のPFM - Managerの情報 |
(2) 定義情報をリストアする
定義情報をリストアする場合は,次に示す前提条件を確認した上で行ってください。
- 前提条件
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リストアするホストのPerformance Managementのサービスが停止していること。
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PFM - Managerが管理しているシステム構成がバックアップしたときと同じであること。※
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それぞれのホストで,バックアップしたホスト名とリストアするホスト名が一致していること。
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バックアップ環境のPFM製品構成情報(PFM製品形名とそのバージョンおよびPFM - AgentやPFM - RMのインスタンス名およびインスタンス数)がリストア対象のPFM製品構成情報と一致していること。
注※
PFM - Managerが管理しているPFM - AgentおよびPFM - RMの次の内容が同じであることを意味します。
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ネットワーク構成(ホスト名,IPアドレス)
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インスタンス名,監視対象名
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製品バージョン
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- 注意
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Performance Managementの設定情報をリストアする場合,バックアップを取得した環境とリストアする環境の製品バージョン番号が完全に一致している必要があります。製品バージョン番号の詳細については,リリースノートを参照してください。
- リストア対象がPFM - Baseホストの場合
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リストアを実行するホストにログインする。
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ホスト内(論理PFMを含む)のすべてのPerformance Managementのプログラムおよびサービスが停止していることを確認する。
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バックアップした定義情報ファイルで,ホスト上の定義情報ファイルを上書きする。
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PFMサービスを起動する。
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- リストア対象がPFM - Managerホストの場合
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リストアを実行するホストにログインする。
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PFM - Managerのホスト内(論理PFMを含む)のすべてのPerformance Managementのプログラムおよびサービスが停止していることを確認する。
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バックアップした定義情報ファイルで,ホスト上の定義情報ファイルを上書きする。
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PFM - Managerを起動する。
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jpctool config syncコマンドを実行する。
jpctool config syncコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
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