10.3.6 [イベント/性能グラフ]エリア([性能グラフ]タブを選択した状態)
(1) 画面の構成
(2) 画面の説明
[性能グラフ]タブは,[サービス一覧]エリアまたは[サービス性能情報]エリアで監視対象サービスの監視対象を選択した場合だけ選択できるタブです。
なお,システム性能の監視項目については,性能グラフを表示できません。
選択した監視対象サービスの監視対象のサービス性能が監視項目ごとに折れ線グラフで表示されます。表示は,3秒ごとに更新されます。
表示項目を次の表に示します。
項番 |
項目 |
説明 |
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1 |
X-Y-Z |
性能グラフを表示する対象となるサービスグループの名称,監視対象サービスの名称,監視対象の名称が表示されます。 Xは,サービスグループの名称です。Yは監視対象サービスの名称です。Zは監視対象の名称です。 |
2 |
[表示期間]プルダウンメニュー |
性能グラフの表示期間を次の値から選択します。デフォルトでは「1分」です。
|
3 |
[問題調査]ボタン |
監視対象サービスの監視対象についての[問題調査]画面を表示するためのボタンです。選択している監視対象サービスの監視対象の過去の状況を確認できます。過去の状況の確認方法については,「4.4.2 過去データを確認する」を参照してください。 |
4 |
性能グラフ |
選択した監視対象サービスの監視対象の性能グラフが表示されます。 次の性能グラフが表示されます。
それぞれの性能グラフには,次の項目を折れ線グラフとして表示できます。
性能グラフの右側には,それぞれの折れ線グラフの意味を示す凡例が表示されます。 表示させる項目は,[表示項目選択]ダイアログボックスで選択できます。[表示項目選択]ダイアログボックスは,凡例をクリックすると表示されます。表示したい項目のチェックボックスをチェックし[設定]ボタンをクリックしてください。デフォルトでは計測値,しきい値,およびベースラインが表示されます。 各項目は,[表示期間]プルダウンメニューで設定した期間に応じて集計された値を基に表示されます。 |
5 |
性能グラフの詳細 |
各性能グラフの折れ線グラフ上にカーソルを合わせると表示されます。次の項目が表示されます。
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- [リアルタイム監視]画面〔性能グラフのベースライン〕
-
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性能グラフのベースラインは,[設定]画面の[監視設定]エリアの[予兆検知設定]で設定した開始日数まで監視の開始から日数が経過していない場合は,表示されません。[設定]画面での開始日数の設定については,「3.2.7 サービス性能の監視項目を設定する」を参照してください。
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ある時刻の情報がない場合(該当する監視対象サービスの監視が停止されているなどの要因でデータが蓄積されていない期間がある場合),その時刻の性能グラフの線は表示されません。
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サマータイムの終了時刻の1時間前からサマータイムの終了時刻までは横軸の目盛りに時刻が表示されません。この場合は,各性能グラフの折れ線グラフ上にカーソルを合わせることで,時刻を確認してください。
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(3) 補足事項
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サービス性能情報]エリアと[イベント/性能グラフ]エリアの表示内容には,数秒〜数十秒の時間差が生じることがあります。
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JP1/ITSLMが動作するシステムの環境が高負荷の状態になると,[性能グラフ]タブでの性能グラフの表示が遅れることがあります。この場合は,[表示期間]プルダウンメニューで,3分または5分を選択してください。