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Hitachi Navigation Platform ナビゲーション プラットフォーム コンテンツ作成ガイド


6.1 業務コンテンツを公開する方法について

業務コンテンツの公開は,コンテンツ管理者の権限を持つユーザが行います。完成した業務コンテンツを公開して,利用者が操作できるようにするには,次の作業を実施する必要があります。

業務コンテンツを公開しても,アクセス権のない利用者は業務コンテンツを参照できません。また,アクセス権グループまたはJP1資源グループが正しく設定されていたとしても,業務コンテンツが公開されていないと,利用者は業務コンテンツを参照できません。業務コンテンツを確実に公開するためには,業務コンテンツが公開されていることと,アクセス権グループまたはJP1資源グループが正しく設定されていることの2点を確認してください。

業務コンテンツを公開すると,その版には[図データ]のアイコンが付きます。

公開された版のことを公開版と呼び,全部で5個保存できます。公開版が6個以上になった場合,いちばん古い版から削除されます。[図データ]([公開中]アイコン)が付いている版は,現在公開中の公開版であることを表します。

ポイント
  • コンテンツ管理者が業務コンテンツに設定できるのは,コンテンツ管理者として定義されているアクセス権グループまたはJP1資源グループだけです。また,アクセス権グループの定義内容そのものを変更する必要がある場合は,システム管理者に依頼してください。JP1資源グループの定義内容の変更については,JP1/Baseのシステム管理者に依頼してください。

  • 編集環境が実行環境を兼ねる環境では,コンテンツ管理者が業務コンテンツの公開を完了した時点で,利用者はその業務コンテンツを操作できるようになります。

    編集環境と実行環境が分かれている場合は,コンテンツ管理者が編集環境で業務コンテンツを公開したあと,システム管理者が編集環境の業務コンテンツのデータをエクスポートして,実行環境へインポートする必要があります。実行環境へのインポートが完了した時点で,利用者は公開された業務コンテンツを操作できるようになります。

〈この節の構成〉