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Hitachi Navigation Platform ナビゲーション プラットフォーム コンテンツ作成ガイド


3.6.6 [属性の設定]画面(プロセスノード)の項目

図3‒3 [属性の設定]画面(プロセスノードから表示させた場合)

[図データ]

[属性の設定]画面の各項目について説明します。

〈この項の構成〉

(1) [ノードの名称]テキストボックス

ノードの名称を入力します。次の場合はエラーになります。

注意事項
  • 分岐ノードの次に配置されるプロセスノードのノード名称は,業務実行画面のガイド領域の右下に,遷移用のボタンのラベル(ボタン名)として表示されます。そのため,ノード名称が長いと,ボタンのラベルが途中までしか表示されないので,注意してください。

    プロセスノードの名称がボタン名として表示されている例を次に示します。

    [図データ]

(2) [画像URL]テキストボックス

プロセスノードに表示したい画像ファイルのパスを入力します。Webブラウザで表示できる形式のファイルを指定してください。

参考

[ファイル管理/登録]画面に表示されている画像ファイルを使用する場合,[URL設定]ボタンをクリックすると,プロセスノードに表示したい画像ファイルのパスが[画像URL]テキストボックスに自動的に入力されます。

画像はプロセスノードの大きさに合わせて拡大・縮小表示されますが,縦横の比率は保持されません。したがって,あらかじめ画像の大きさとプロセスノードの大きさを合わせておくことをお勧めします。このとき,プロセスノードのサイズから縦横6ピクセルずつ引いたサイズになるようにしてください。また,画像を配置したあとにプロセスノードの大きさを変更する場合,拡大・縮小による画質の劣化を考慮してください。

入力できるURLの形式を次に示します。使用するファイルの格納先が,ナビゲーション プラットフォームのWebサーバか,それ以外のWebサーバかによって,指定するパスの形式が異なります。

ナビゲーション プラットフォームのWebサーバに格納したファイルを指定する場合

Webサーバのコンテンツ格納ディレクトリ(ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\PP\uCPSB\httpsd\htdocs)からの相対パスを指定します。

Webサーバのコンテンツ格納ディレクトリ下にimagesディレクトリを作成し,imagesディレクトリに格納したucnp.gifという画像ファイルを指定する場合の例を次に示します。

/images/ucnp.gif

ナビゲーション プラットフォーム以外のWebサーバに格納したファイルを指定する場合

「プロトコル://ホスト名:ポート番号/ファイルパス」の形式で指定します。

  • プロトコル:httpまたはhttps

  • ホスト名:Webサーバのホスト名またはIPアドレス

  • ポート番号:Webサーバのポート番号

  • ファイルパス:Webサーバに格納されたファイルのパス

プロトコルがhttp,ホスト名がhost1,ポート番号が55555のWebサーバのimagesディレクトリにある,image1.gifという画像ファイルを指定する場合の例を次に示します。

http://host1:55555/images/image1.gif

画像ファイル名のパスに次に示す文字を指定した場合はエラーになります。

(3) [ファイル管理/登録]ボタン

クリックすると,[ファイル管理/登録]画面が別ウィンドウで表示されます。

(4) [ノードID]テキストボックス

ノードを一意に識別するためのノードIDを半角20文字以内で入力します。[ノードID]テキストボックスは,自動設定されたノードIDを変更する場合に入力します。

次の場合はエラーになります。

注意事項

ノードIDに空文字を指定した場合,ノードIDが無効になります。

(5) [前面/背面の並び順]テキストボックス

このノードを前面または背面に表示したい場合に,最前面からの並び順を1〜100の半角数字で入力します。1を入力すると最前面に,100を入力すると最背面に表示されます。71以上を入力すると,このノードと重なる関連線よりも背面に表示されます。

デフォルトは「1」です。新規に追加したノードは最前面に表示されます。

注意事項

画像パーツは,ほかのノードやパーツよりも常に背面に表示されます。[前面/背面の並び順]テキストボックスを指定しても,このノードを画像パーツよりも背面へ移動することはできません。

(6) [「戻る」ボタンを非表示]チェックボックス

チェックすると,ガイドに[戻る]ボタンが表示されなくなります。デフォルトではチェックされていません。

ポイント
  • 業務フローの終点に配置するプロセスノードでこのチェックボックスをチェックしておくと,業務完了後に前のノードに戻る操作ができません。そのため,操作ログには,業務が完了した正確な日時が出力されます。操作ログを利用して,業務が完了したタイミングを分析したいときに便利です。操作ログの取得有無については,システム管理者に問い合わせてください。

  • [戻る]ボタンを非表示にすることで,ノードのガイド領域に配置したプラグインが再実行されることを防げます。例えば,ノードAにメールの送信やデータの更新など一度しか実行させたくないプラグインを配置する場合は,ノードBの[戻る]ボタンを非表示にしてください。

注意事項
  • システム構築時の設定によっては,[戻る]ボタンが常に表示されないため,このチェックボックスでの設定は無効です。

  • [戻る]ボタンが非表示のプロセスノードを配置する場合,ターミナルノードとの機能の差異に注意してください。ターミナルノードとの機能の差異については「3.4 業務フロー領域を作成するときの注意事項」を参照してください。

(7) [このノードの「戻る」ボタンの名称]テキストボックス

このノードから前のノードに遷移するためのボタンの名称を全角40文字以内で入力します。制御文字(ASCIIコードの0x00〜0x1Fと0x7F)を含む文字列は入力できません。

また,空文字を指定した場合,ボタンの名称には「戻る」と表示されます。

なお,[「戻る」ボタンを非表示]チェックボックスをチェックした場合,このテキストボックスに入力した値は無効となります。

注意事項
  • 遷移元のノード(このノードに遷移するノード)が複数ある場合,遷移元ごとに[戻る]ボタンの名称を変えることはできません。

  • [このノードの「戻る」ボタンの名称]テキストボックスで指定した名称,またはノードの名称が長いと,ボタンの名称が表示しきれない場合があります。その場合は,テキストボックスで指定した名称,またはノードの名称を見直してください。

    ボタンの幅以上の文字列を指定したい場合は,システム管理者にボタン幅の変更を問い合わせてください。

  • システム構築時の設定によっては,[戻る]ボタンが常に表示されないため,このテキストボックスでの設定は無効です。

(8) [前のノードの「次へ」ボタンの名称]テキストボックス

前のノードからこのノードへ遷移するためのボタンの名称を全角40文字以内で入力します。制御文字(ASCIIコードの0x00〜0x1Fと0x7F)を含む文字列は入力できません。

また,空文字を指定した場合,ボタンの名称には次の文字列が表示されます。

注意事項
  • 遷移元のノード(このノードに遷移するノード)が複数ある場合,遷移元ごとに「次へ」ボタンの名称を変えることはできません。

  • [前のノードの「次へ」ボタンの名称]テキストボックスで指定した名称,またはノードの名称が長いと,ボタンの名称が表示しきれない場合があります。その場合は,テキストボックスで指定した名称,またはノードの名称を見直してください。

    ボタンの幅以上の文字列を指定したい場合は,システム管理者にボタン幅の変更を問い合わせてください。