Hitachi

Hitachi Navigation Platform ナビゲーション プラットフォーム コンテンツ作成ガイド


2.2.4 フローの構成

ナビゲーション プラットフォームでは,一度の分岐で最大3パターンの分岐先を持つフローを作成できます。分岐合流ノードを使用する場合は,次の点に注意が必要です。

初回表示時の入力・選択結果が維持される

プロセスノードに対応するガイドパーツで表示される値は,ガイドパーツごとに一つの値が共有されます。このため,合流ノードを含むフローの場合,一度表示したプロセスノードを別のルートを通って再度表示させると,以前に表示されたときの値がそのまま表示されます。

条件に応じて表示する値を変更するには,入出力プラグインが必要です。条件に応じて表示する値を変更する入出力プラグインの作成は,開発者に依頼してください。

ループする構成に関する注意

分岐合流ノードを使用してループする業務フローを作成すると,次のような問題が発生するおそれがあります。ループしないフローを作成することを推奨します。

  • 業務実行画面で,一度遷移したプロセスノードにクリック操作で戻ろうとすると,利用者は遷移した経路(実行した工程)がわからなくなる。

  • 無限にループする可能性があるフローを作成すると,ナビゲーション プラットフォームの動作が遅くなる。

順序どおりにフローを印刷するための設定

印刷時,フローはプロセスノードIDの昇順に印刷されます。フローを順序どおりに印刷するためには,IDが昇順になるようにプロセスノードを並べる必要があります。

最初からプロセスノードIDを意識してフローを作成するか,フローの構成が確定したあとに,まとめてプロセスノードIDを見直すようにしてください。