9.11 nppddbstコマンド(データベースの利用状況確認)
機能
データベースの利用状況を確認します。
このコマンドの出力結果でデータベースの利用状況を確認し,必要に応じてデータベースの容量を拡張してください。
このコマンドは,システムが起動している状態で実行する必要があります。コマンドプロンプトは管理者として開いてください。
形式
nppddbst
オプション
なし。
データベースの利用状況の出力形式
データベースの利用状況は,次の形式で出力されます。
業務コンテンツ数△[コンテンツ利用率]%([コンテンツ数]/[コンテンツ最大数]) バージョン数△[バージョン利用率]%([全バージョン数]/[全バージョン最大数]) 利用率△[データベース容量の利用率]% [メッセージ] ----------
(凡例) △:半角スペース
出力される項目の詳細を次に示します。
項目 |
説明 |
---|---|
コンテンツ利用率 |
次の計算式の結果をパーセントで表した数です。 コンテンツ数÷コンテンツ最大数 |
コンテンツ数 |
コマンド実行時に存在する業務コンテンツの数です。 |
コンテンツ最大数 |
作成できる業務コンテンツの上限数です。 |
バージョン利用率 |
次の計算式の結果をパーセントで表した数です。 全バージョン数÷全バージョン最大数 |
全バージョン数 |
コマンド実行時に存在する業務コンテンツのバージョン数の合計値です。 |
全バージョン最大数 |
作成できる業務コンテンツの上限数×1つの業務コンテンツで作成できるバージョンの数※ |
データベース容量の利用率 |
データベース容量の利用率をパーセントで表した数です。 |
メッセージ |
データベースの拡張が必要かどうかを示します。
|
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
コマンドが正常終了した。 |
1 |
コマンドが異常終了した。 |
2 |
コマンドの排他エラーが発生した。 |
9 |
実行権限のエラーが発生した。 |
使用例
データベースの利用状況を出力します。
> ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\bin\nppddbst