Hitachi

Hitachi Navigation Platform ナビゲーション プラットフォーム 導入から運用まで


9.3 npconvertoplogコマンド(操作ログファイル名変更)

機能

操作ログファイルのファイル名を,操作ログファイルの採番方式に従って変更します。

操作ログファイルの採番方式は,次のどちらかです。

  1. 操作ログファイルの更新日時の古い順に採番する方式

    この採番方式で名称変更する例を次に示します。

    変更前の操作ログファイル名は,次のとおりです。

    operation3.log(更新日時:2015/6/18:15:00)

    operation2.log(更新日時:2015/6/19:14:00)

    operation1.log(更新日時:2015/6/22:13:00)

    これらの操作ログファイルに対し,この採番方式で名称変更を実施すると,次のように名称変更します。

    operation1.log(更新日時:2015/6/18:15:00)

    operation2.log(更新日時:2015/6/19:14:00)

    operation3.log(更新日時:2015/6/22:13:00)

    バージョンアップ時に,この採番方式で名称変更を実施します。詳細は,「3.8 Hitachi Navigation Platform 10-00以降からバージョンアップする場合」を参照してください。

  2. 操作ログファイルの更新日時の新しい順に採番する方式

    この採番方式で名称変更する例を次に示します。

    変更前の操作ログファイル名は,次のとおりです。

    operation1.log(更新日時:2015/6/18:15:00)

    operation2.log(更新日時:2015/6/19:14:00)

    operation3.log(更新日時:2015/6/22:13:00)

    これらの操作ログファイルに対し,この採番方式で名称変更を実施すると,次のように名称変更します。

    operation3.log(更新日時:2015/6/18:15:00)

    operation2.log(更新日時:2015/6/19:14:00)

    operation1.log(更新日時:2015/6/22:13:00)

    Hitachi Navigation Platform10-00およびJP1/Integrated Management - Navigation Platform 10-50以前から操作ログを利用していて,かつ操作ログの独自解析を,Hitachi Navigation Platform 10-10以降およびJP1/Navigation Platform 11-00以降で継続して実施したい場合に使用します。

形式

npconvertoplog△[-r]△操作ログ格納ディレクトリのパス

名称を変更する操作ログを格納しているディレクトリパスを指定してください。ただし,ucnp.base.server.operationlog.pathプロパティで指定したディレクトリパス以外を指定してください。

オプション

-r

操作ログファイルのファイル名を,操作ログファイルの更新日付が新しい順に採番する方式で名称変更します。省略した場合は,操作ログファイルのファイル名を,操作ログファイルの更新日付が古い順に採番する方式で名称変更します。

注意事項

戻り値

戻り値

説明

0

操作ログのファイル名変更に成功した。

1

操作ログのファイル名変更に失敗した。

2

コマンドの排他エラーが発生した。

9

実行権限のエラーが発生した。

コマンド制御外のタイミングで終了した場合(<Ctrl>キーと<C>キーを同時に押して強制終了した場合など)の戻り値は不定となります。

使用例

操作ログ格納ディレクトリが「C:\temp\oplog」の場合の例です。

> ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\bin\npconvertoplog C:\temp\oplog