6.9.1 業務編集画面から静的ファイルを格納する場合のファイル管理
業務編集画面の操作で静的ファイルを格納する場合,静的ファイルは次のディレクトリに格納されます。
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\PP\uCPSB\httpsd\htdocs\ucnpuserstaticfiles
ここでは,このディレクトリに対する操作と運用について説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) ディスク容量の管理
サーバのディスク容量が不足することを防止するため,ファイルサーバーリソースマネージャのクォータ機能を利用してください。クォータ機能を利用して,業務編集画面から静的ファイルを格納するためのディレクトリ「ucnpuserstaticfiles」に対して容量制限の設定をしておきます。サーバのディスク容量を考慮し,「ucnpuserstaticfiles」に格納できるデータの容量の制限値を決めてください。制限値に達する前に警告の通知が送られるような設定にしておくと,容量不足の防止に効果的です。
なお,業務コンテンツを削除しても,その業務コンテンツで使用していた静的ファイルは残ります。静的ファイルの格納ディレクトリを定期的に確認して,不要なファイルは削除するようにしてください。
(2) ファイルへのアクセスの管理
業務編集画面から格納した静的ファイルは,業務編集画面を利用するすべてのユーザが参照・削除できます。アクセス制限などの管理をしたい静的ファイルは,業務編集画面から格納するのではなく,ほかのディレクトリに直接格納してください。
(3) 操作時の注意
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業務編集画面から静的ファイルを操作しているときに,サーバ上でも同じ静的ファイルを操作すると,動作は保証されません。また,アップロード処理または削除処理の途中でWebブラウザの[×]ボタンで画面を閉じてしまうと,処理が失敗するおそれがあるため,注意が必要です。
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ナビゲーション プラットフォームの画面を閉じる場合,[ファイル管理/登録]画面を閉じてから閉じるようにしてください。誤って[ファイル管理/登録]画面を開いたまま,ナビゲーション プラットフォームの画面を閉じてしまった場合,[ファイル管理/登録]画面も閉じてください。