5.2.2 システム全体をバックアップする
npdatabackupコマンドでバックアップを取得する手順を次に示します。
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npstopコマンド(停止)でシステムを停止します。
- コマンドのパス
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ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\bin\npstop
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バックアップ先のディスクに30MB以上の空き容量を確保します。
必要な空き容量は,業務コンテンツの数および内容によって異なります。業務コンテンツで静的ファイルやユーザプラグインを使用している場合は,次のディレクトリの容量も加算した容量を確保してください。
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\PP\uCPSB\httpsd\htdocs
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\plugin_files
また,操作ログおよび監査ログのバックアップを取得する場合,これらのファイル容量も加算した容量を確保してください。
バックアップ先のディスクの空き容量が不足している場合,またはコマンド実行時に必要な一時ディレクトリのための空き容量が不足していた場合は,コマンドが異常終了します。コマンド実行前に十分な空き容量を確保してください。
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npdatabackupコマンドを実行します。
- コマンドのパス
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ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\bin\npdatabackup
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操作ログのバックアップを取得します。
操作ログ機能を使用している場合,ユーザプロパティファイル(ucnp_user.properties)のucnp.base.server.operationlog.pathで指定したフォルダ以下のファイルをすべてコピーし,バックアップ先ディスクに退避します。
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監査ログのバックアップを取得します。
監査ログ機能を使用している場合,ユーザプロパティファイル(ucnp_user.properties)のucnp.base.server.auditlog.pathで指定したフォルダ以下のファイルをすべてコピーし,バックアップ先ディスクに退避します。
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ダッシュボードサーバのメモリ設定のバックアップを取得します。
ダッシュボード機能を使用している場合,次に示すフォルダ以下のファイルをすべてコピーし,バックアップ先ディスクに退避します。
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\PP\Elastic\elasticsearch\config
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タスクのバックアップを取得します。
ナビゲーション プラットフォームのコマンドを実行するタスクを作成している場合,タスクの設定をバックアップ先ディスクに退避します。
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npstartコマンド(起動)でシステムを起動します。
- コマンドのパス
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ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\bin\npstart