6.5.2 業務コンテンツのインポート
ここでは,npexportコマンド(業務コンテンツのエクスポート)でエクスポートした業務コンテンツをインポートする方法について説明します。インポート作業は,すべての環境で実施します。
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インポート先の環境のマシンにログインします。
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バックアップのため,インポート先の環境の業務コンテンツをエクスポートします。
手順の詳細は,「6.5.1 業務コンテンツのエクスポート」を参照してください。
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npexportコマンドで取得したインポート元の環境のファイルを任意のディレクトリに格納します。
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コマンドプロンプトから,npimportコマンド(業務コンテンツのインポート)またはnppubimportコマンド(公開版業務コンテンツのインポート)を実行します。
- 実行例
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ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\bin\npimport -f -x C:\work\contents.zip
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\bin\nppubimport -f -x C:\work\contents.zip
例のとおりに実行すると,contents.zipファイルに含まれる業務コンテンツの情報だけがインポートされます。インポート先にすでに同じIDの業務コンテンツがある場合は,内容が上書きされます。
なお,この例はディレクトリサーバによるユーザ認証を使用していて,アクセス権グループの情報を上書きしたくない場合の実行例です。
インポートコマンドの詳細は,「9.7 npimportコマンド(業務コンテンツのインポート)」および「9.10 nppubimportコマンド(公開版業務コンテンツのインポート)」を参照してください。