4.6.4 案件をエスカレーションする
作成した案件情報を引き継いだ状態で,次のプロセスに案件をエスカレーションできます。
この操作ができるのは,次のユーザーです。
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エスカレーション元とエスカレーション先のプロセスワークボード管理者
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エスカレーション元の案件の参照権限とエスカレーション先のエスカレーション権限が設定されたユーザー※
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プロセスワークボード管理ロールに所属しているユーザー
- 注※
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エスカレーション元およびエスカレーション先のプロセスワークボードに対して案件ごとに参照権限を設定している場合,案件ごとの参照権限所有者として登録されている案件だけを操作できます。
なお,保存案件はエスカレーションできません。
案件をエスカレーションする手順を次に示します。
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メイン画面(案件一覧)の案件一覧から,エスカレーションする案件を選択する。
状態が「運用中」のプロセスワークボードを選択してください。ほかのユーザーが編集中の案件は,エスカレーションできません。
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メニューから[アクション]−[エスカレーション]を選択する。
[エスカレーション先指定]画面が表示されます。[エスカレーション先指定]画面を次の図に示します。
図4‒21 [エスカレーション先指定]画面 -
エスカレーション先のプロセスを選択する。
異なる対象システム・プロセスにもエスカレーションできます。[エスカレーション先指定]画面には,ステータスが「運用中」のプロセスワークボードだけが表示されます。
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[OK]ボタンをクリックする。
エスカレーション元の案件情報を引き継いだ状態で[案件作成]画面が表示されます。
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案件情報を編集する。
エスカレーションする案件の情報を入力します。
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メニューから[登録]を選択する。
選択したプロセスに案件が作成され,メイン画面(案件一覧)に戻ります。