JP1/Integrated Management - Message Optimizer

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

15.1.2 JP1/IM - MOが変換したJP1イベントの詳細

JP1/IM - MOが変換したJP1イベントの詳細を次に示します。

<この項の構成>
(1) イベントID:00006400の詳細

(1) イベントID:00006400の詳細

属性種別 項目 属性名 内容
基本属性 イベントDB内通し番号 イベント登録先のJP1/Baseが設定する。
イベントID 00006400
登録要因 イベント登録先のJP1/Baseが設定する。
発行元プロセスID イベント登録先のJP1/Baseが設定する。
登録時刻 イベント登録先のJP1/Baseが設定する。
到着時刻 イベント登録先のJP1/Baseが設定する。
発行元ユーザーID イベント登録先のJP1/Baseが設定する。
発行元グループID イベント登録先のJP1/Baseが設定する。
発行元ユーザー名 イベント登録先のJP1/Baseが設定する。
発行元グループ名 イベント登録先のJP1/Baseが設定する。
発行元イベントサーバ名 イベント登録先のJP1/Baseが設定する。
送信先イベントサーバ名 イベント登録先のJP1/Baseが設定する。
発行元IPアドレス イベント登録先のJP1/Baseが設定する。
送信先IPアドレス イベント登録先のJP1/Baseが設定する。
発行元別通し番号 イベント登録先のJP1/Baseが設定する。
コードセット イベント登録先のJP1/Baseが設定する。
メッセージ
  • オリジナルイベントが変換定義の適用対象イベントの場合,JP1/IM - MOで変更したメッセージを設定する。
  • オリジナルイベントが変換対象外イベントの場合,または,変換定義の適用対象イベントでない場合は,オリジナルイベントのメッセージを設定する。
詳細情報 設定しない。
拡張属性 共通情報 重大度 SEVERITY
  • オリジナルイベントが変換定義の適用対象イベントの場合,JP1/IM - MOで変換した重大度を設定する。
  • オリジナルイベントが変換対象外イベントの場合,または,変換定義の適用対象イベントでない場合は,オリジナルイベントの重大度を設定する。
ユーザー名※1 USER_NAME オリジナルイベントのUSER_NAMEの値を設定する。
プロダクト名 PRODUCT_NAME /HITACHI/JP1/IM/MO
オブジェクトタイプ※1 OBJECT_TYPE オリジナルイベントのOBJECT_TYPEの値を設定する。
オブジェクト名※1 OBJECT_NAME オリジナルイベントのOBJECT_NAMEの値を設定する。
登録名タイプ※1 ROOT_OBJECT_TYPE オリジナルイベントのROOT_OBJECT_TYPEの値を設定する。
登録名※1 ROOT_OBJECT_NAME オリジナルイベントのROOT_OBJECT_NAMEの値を設定する。
オブジェクトID※1 OBJECT_ID オリジナルイベントのOBJECT_IDの値を設定する。
事象種別※1 OCCURRENCE オリジナルイベントのOCCURRENCEの値を設定する。
開始時刻※1 START_TIME オリジナルイベントのSTART_TIMEの値を設定する。
終了時刻※1 END_TIME オリジナルイベントのEND_TIMEの値を設定する。
終了コード※1 RESULT_CODE オリジナルイベントのRESULT_CODEの値を設定する。
固有情報 オリジナルイベントの基本属性 イベントDB内通し番号※1 B_SEQNO オリジナルイベントのイベントDB内通し番号を設定する。
イベントID※1 B_ID オリジナルイベントのイベントIDを設定する。「基本コード:拡張コード」の形式。
基本コード,拡張コード共に8けた以内の16進数。前にゼロは付けない。
登録要因※1 B_REASON オリジナルイベントの登録要因を設定する。
発行元プロセスID※1 B_PID オリジナルイベントの発行元プロセスIDを設定する。
登録時刻※1 B_DATE オリジナルイベントの登録時刻の日付部分を「yyyy/mm/dd」の形式で設定する。
B_TIME オリジナルイベントの登録時刻の時刻部分を「hh:mm:ss」の形式で設定する。
到着時刻※1 B_ARVDATE オリジナルイベントの到着時刻の日付部分を「yyyy/mm/dd」の形式で設定する。
B_ARVTIME オリジナルイベントの到着時刻の時刻部分を「hh:mm:ss」の形式で設定する。
発行元ユーザーID※1 B_USRID オリジナルイベントの発行元ユーザーIDを設定する。
発行元グループID※1 B_GRPID オリジナルイベントの発行元グループIDを設定する。
発行元ユーザー名※1 B_USR オリジナルイベントの発行元ユーザー名を設定する。
発行元グループ名※1 B_GRP オリジナルイベントの発行元グループ名を設定する。
発行元イベントサーバ名※1 B_HOST オリジナルイベントの発行元イベントサーバ名を設定する。
送信先イベントサーバ名※1 B_DESTSERVER オリジナルイベントの送信先イベントサーバ名を設定する。
発行元IPアドレス※1 B_IPADDR オリジナルイベントの発行元IPアドレスを設定する。
IPv4の場合:
aaa.bbb.ccc.ddd形式。
aaa.bbb.ccc.dddは前にゼロを付けない10進数で,1〜3けた)。
IPv6の場合:
aaaa:bbbb:cccc:dddd:eeee:ffff:gggg:hhhh形式。
aaaa:bbbb:cccc:dddd:eeee:ffff:gggg:hhhhは前にゼロを付けない16進数で,1〜4けた)。
送信先IPアドレス※1 B_DESTIPADDR オリジナルイベントの送信先IPアドレスを設定する。
発行元別通し番号※1 B_SRCNO オリジナルイベントの発行元別通し番号を設定する。
コードセット※1 B_CODESET オリジナルイベントのコードセットを設定する。
メッセージ※1 B_MSG オリジナルイベントのメッセージを設定する。
詳細情報※1 B_DETAIL オリジナルイベントの詳細情報を設定する。
詳細情報が文字列の場合:
詳細情報の文字列をそのまま設定する。
詳細情報がバイナリの場合:
空白を設定する。
オリジナルイベントの拡張属性:共通情報 重大度※1 E_SEVERITY オリジナルイベントのSEVERITYの値を設定する。
プロダクト名※1 E_PRODUCT_NAME オリジナルイベントのPRODUCT_NAMEの値を設定する。
オリジナルイベントの拡張属性:固有情報 オリジナルイベントが持つ拡張属性:固有情報※1 E_*
(オリジナルイベントの属性名の先頭にE_が付加される)※2
オリジナルイベントの拡張属性固有情報を設定する。
JP1/IM - MO固有情報 イベント発行元情報※1 EVTSRC_INFO
  • オリジナルイベントがSNMPトラップイベントの場合
    オリジナルイベントのSNMPトラップ発生ソース(SNMP_SOURCE)の値を設定する。
  • オリジナルイベントがNNMiインシデント変換イベントで,マッピング機能を有効にしている場合
    オリジナルイベントのソースノード(NNMI_SRC_NODE_NAME)の値を設定する。
  • オリジナルイベントがJP1/PFMのイベントで,マッピング機能を有効にしている場合
    オリジナルイベントのエージェントホスト名(JPC_AGENT)の値を設定する。
  • オリジナルイベントがJP1/AJS3またはJP1/AJS2のジョブの開始または終了イベントで,マッピング機能を有効にしている場合
    オリジナルイベントの実行先ホスト名(C0)の値を設定する。
  • オリジナルイベントがJP1/IM - Managerのリモート監視機能のJP1イベント(ログファイルトラップ)で,マッピング機能を有効にしている場合
    オリジナルイベントの監視対象ホスト(監視対象ホスト名)(JP1_SOURCEHOST)の値を設定する。
  • オリジナルイベントがJP1/IM - Managerのリモート監視機能のJP1イベント(イベントログトラップ)で,マッピング機能を有効にしている場合
    オリジナルイベントの実行先ホスト名(コンピュータ名)(A1)の値を設定する。
  • オリジナルイベントがJP1/IM - Managerの発生元ホストマッピング機能により発行元を設定したJP1イベントで,マッピング機能を有効にしている場合
    オリジナルイベントの監視対象ホスト名(JP1_SOURCEHOST)の値を設定する。
  • 上記以外の場合
    オリジナルイベントの発行元イベントサーバ名を設定する。
イベント発行元名 EVTSRC_NAME イベント発行元情報に対応する発行元名を設定する。
JP1/IM - MOバージョン※1 MO_VERSION 変換を実行したJP1/IM - MOのバージョンを設定する。
適用先システム名※1 SYSTEM_NAME 変換に使用した変換定義の適用先システム名を設定する。
拡張属性格納結果※1 ADDEXTATTR_RESULT 拡張属性の格納結果を設定する。
次の値の和を2バイトの16進数で設定する。
  • 0:すべての拡張属性の値を格納できた。
  • 1:拡張属性の個数の上限(100個)に達し,格納できなかった属性がある。
  • 2:拡張属性の合計サイズの上限(10キロバイト)に達し,格納できなかった属性がある。
  • 4:拡張属性名の最大長を超えるため"E_"を付けないで格納した属性がある。
(凡例)
−:なし
注※1
JP1/IM - Viewで変換後のイベントを参照する場合,デフォルトでは表示されません。これらのイベントの属性を表示するには,JP1/IM - Managerのイベント拡張属性定義ファイルに,表示したい属性を設定する必要があります。
拡張属性定義ファイルの設定方法については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 構築ガイド」のユーザー独自のイベント属性を表示する手順について記載している個所を参照してください。
注※2
例えば,オリジナルイベントの拡張属性の属性名がPLATFORMで内容がNTの場合,変換後のイベントの属性名がE_PLATFORMになり,内容はそのままNTとなります。
ただし,オリジナルイベントの拡張属性名が31バイト以上の場合,変換後のイベント属性名中の「E_」は省略されます。