JP1/Integrated Management - Message Optimizer
コマンドの記述形式
コマンドの指定方法
コマンドの指定形式を次に示します。
次に,引数の指定方法を説明します。
- 最初にオプションを指定し,次に任意名を指定します。
- 値のない複数のオプションを連続して指定できません。
- (例)
- 「-a -b」を「-ab」と指定したり,「-cd -cf」を「-cdcf」と指定したりすることはできません。
- 期待しないオプションが指定された場合は,エラーになります。
- 任意名には正規表現,総称名は使用できません。
- 期待する数以上の任意名を指定したときには,エラーになります。
- 引数,オプションに指定する文字は,大文字・小文字が区別されます。大文字・小文字の使い分けに注意してください。
コマンドの形式で使用する記号とその意味
コマンドの形式の説明に使用する記号を次の表に示します。
表13-1 コマンドの形式の説明に使用する記号
記号 |
意味 |
|
(ストローク) |
複数の項目に対して項目間の区切りを示し,「または」の意味を示します。
- (例)
- 「A|B|C」は,「A,B,またはC」を示します。
|
{}
(波括弧) |
この記号で囲まれている複数の項目の中から,一組の項目を必ず選択します。項目と項目の区切りは「|」で示します。
- (例)
- 「{A|B|C}」は,「A,B,またはCのどれかを必ず指定する」ことを示します。
|
[]
(角括弧) |
この記号で囲まれている項目は,任意に指定できます(省略できます)。
- (例)
- 「[A]」は,「必要に応じてAを指定する」ことを示します(必要でない場合は,Aを省略できます)。
- 「[B|C]」は,「必要に応じてB,またはCを指定する」ことを示します(必要でない場合は,BおよびCを省略できます)。
|
_
(下線) |
括弧で囲まれているすべての項目を省略したときに,システムが採用する値を示します。
- (例)
- 「[A|B]」は,「AおよびBを指定しなかった場合,システムはAを採用する」ことを示します。
|
Windows Server 2008でコマンドを使用する場合の注意事項
Windows Server 2008でコマンドを使用する場合は,次のことに注意してください。
- コマンドの引数には,JIS 2004で追加された第3水準漢字,第4水準漢字を使用しないでください。これらの文字を使用した場合,正常に動作しないおそれがあります。
- 管理者権限が必要なコマンドを実行する際には,コマンドプロンプトを管理者として起動する必要があります。コマンドプロンプトを起動する際は,Windowsのスタートメニューの[コマンドプロンプト]を右クリックし,ショートカットメニューから[管理者として実行]を選択してください。なお,UAC機能が無効の場合は,Administrators権限を持つユーザーでログインしていればコマンドプロンプトを管理者として起動する必要はありません。
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