JP1/Integrated Management - Message Optimizer
メッセージ変換は,「リリース許可」,「リリース」の2段階で実行します。
- リリース許可
リリースする前に,どの定義をリリースするか決めておきます。これを「リリース許可」といいます。
次の図を例に説明します。
図2-20 リリース許可の例
完了している定義の内容は次のとおりです。
イベントソースに,変換メッセージ群1と2が定義されています。
変換フォーマットが定義されています。
適用先システムAが定義されており,変換メッセージ群だけ適用先システムAに,ほかの定義は適用先システムA以外の適用先システムに結び付いています。
ここで,変換メッセージ群1と変換フォーマットだけをリリースしたいとき,変換メッセージ群1,変換フォーマット,およびすべての適用先システムの定義をリリース許可します。
図2-21 リリース許可した例
リリース許可した定義は,「リリース許可」状態に変わります。
- リリース
手順1でリリース許可した定義を,一括でリリースします。
図2-22 リリースした例
リリースした定義は,「リリース」状態に変わります。
これで,リリースした定義に基づいたメッセージ変換が開始されます。
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