JP1/Integrated Management - Message Optimizer

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

2.5.2 定義ファイルを利用して発行元と適用先を一括で定義する

JP1/IM - MOが変換対象としているホストが大量にある大規模システムでは,発行元や適用先システムをGUIで1件ずつ定義すると,同じような定義を何度も繰り返すことによって入力ミスが増加し,定義の効率が低下することがあります。

そこで,JP1/IM - Managerで管理しているシステムの構成をエクスポートしたファイル(IM構成管理情報)やJP1/IM - MOの発行元や,適用先システムを定義したファイル(システム構成定義ファイル)をインポートすると,発行元を一括で定義できます。

図2-18 IM構成管理情報をインポートして定義するイメージ

[図データ]

JP1/IM - ManagerのIM構成管理情報をJP1/IM - MOにインポートすると,JP1/IM - Managerのシステム構成情報が保持されたまま適用先システムが定義されます。これによって定義を何度もGUIで定義する必要がなくなるので定義そのものに掛かる時間を短縮できます。また,手入力による定義ミスを防ぐことができ,発行元と適用先システムを効率良く一括定義できます。

詳細な操作については,「9.12.2 発行元・適用先システムを一括で定義する」を参照してください。