ここでは，JP1/IM - MOおよびJP1/IM - MO Assistantの構成について説明します。

JP1/IM - MOのシステム構成例を次に示します。

図1-6　JP1/IM - MOのシステム構成例

ビューアー

JP1/IM - Viewの入っているサーバです。JP1/IM - MOで変換したメッセージを表示します。

JP1/IM - Viewは次の四つのプログラムで構成されています。

• セントラルコンソール・ビューアー（統合コンソールの操作画面）
• セントラルスコープ・ビューアー（統合スコープの操作画面）
• セントラルインフォメーションマスター・ビューアー（システム情報管理の操作画面）
• ルールオペレーション・ビューアー（ルール定義と運用の操作画）

JP1/IM - MOでは，セントラルコンソール・ビューアーのメッセージを変換します。

統合マネージャー

JP1/IM - Managerの統合コンソールが入っているサーバです。

JP1/IM - MOで変換したメッセージを収集し，システムごとに一括管理しています。

JP1/IM - Managerは同一システム内前提製品です。

JP1/IM - Managerは，次の二つのプログラムから構成されています。

• JP1/IM - CC（統合コンソール）
  システム全体をJP1イベントによって集中監視し，システムで発生した事象の監視から，問題の検知，調査，対策までの一連のサイクルを管理します。
  
• JP1/IM - CS（統合スコープ）
  管理者の目的に合わせた目的指向型のシステム監視を実現します。
  

JP1/IM - MOでは，統合コンソールが収集したメッセージを変換します。

メッセージ変換処理サーバ

JP1/IM - MOとJP1/Baseが入っているサーバです。メッセージを変換する機能を提供します。JP1/Base はJP1/IM - MOの同一装置内前提製品です。JP1/IM - Managerが階層化されているシステムでは拠点マネージャーごとに導入します。

メッセージ変換定義ホスト

JP1/IM - MO Assistantの入っているホストです。メッセージの変換をGUI上で定義する機能を提供します。JP1/IM - MO AssistantはJP1/IM - MOの同一システム内前提製品です

エージェント

JP1/IM - MOが変換対象とするメッセージを出力しているサーバです。JP1/Baseが入っています。