はじめに

このマニュアルは，次の方を対象としています。

• JP1/Integrated Managementを使用したシステムを導入，構築および運用するシステム管理者
• 集中監視するメッセージを変換して，監視しやすいシステムを構築したい方

このマニュアルの記述は，次に示す知識があることを前提にしています。

• JP1/Integrated Management，JP1/Baseを使用したシステムの集中監視に関する知識

このマニュアルは，次に示す編から構成されています。

第1編　概要編

JP1/IM - MOの概要について説明しています。

第2編　機能編

JP1/IM - MOの機能について説明しています。

第3編　設計編

JP1/IM - MOを稼働させる前に取り決めておく項目について説明しています。

第4編　構築編

JP1/IM - MOのインストールとセットアップ方法について説明しています。また，クラスタシステムで運用する場合のインストールとセットアップ方法についても説明しています。

第5編　操作編

JP1/IM - MOの操作方法について説明しています。

第6編　運用編

JP1/IM - MOを運用する際のメンテナンス作業として，データベースの再編成方法，バックアップとリストア方法，および運用時の構成変更方法について説明しています。

第7編　リファレンス編

JP1/IM - MOの画面，ダイアログ，コマンド，および定義ファイルについて説明しています。また，JP1/IM - MOが出力するJP1イベント，およびメッセージについても説明しています。

第8編　トラブルシューティング編

JP1/IM - MOでトラブルが発生した場合の対処方法について説明しています。

JP1/IM - MOのデフォルトのインストール先フォルダは，次のとおりです。

JP1/IM - MOのデフォルトのインストール先フォルダ

システムドライブ\Program Files^※\HITACHI\JP1IMMO

JP1/IM - MO Assistantのデフォルトのインストール先フォルダ

システムドライブ\Program Files^※\HITACHI\JP1IMMOA

注※

x64環境の場合は，「Program Files (x86)」に置き換えてください。

このマニュアルで表記している「Administrators権限」とは，ローカルPCに対するAdministrators権限です。ローカルPCに対してAdministrators権限を持つユーザーであれば，ローカルユーザー，ドメインユーザーおよび，Active Directory環境で動作に違いはありません。