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JP1 Version 10 JP1/Integrated Management - Manager 構築ガイド


8.1.1 JP1/IM - Service Support画面呼び出し設定

JP1/IM - ViewからJP1/IM - Service Supportの[登録先プロセスワークボード選択]画面を呼び出す場合,JP1/IM - Viewのログイン先のJP1/IM - Manager(JP1/IM - Central Console)が管理するインシデント手動登録定義ファイル(incident.conf)を編集する必要があります。なお,WWWページ版のJP1/IM - ViewからJP1/IM - Service Supportの[登録先プロセスワークボード選択]画面を呼び出す場合も,同様の設定が必要です。

JP1/IM - Service Support画面の呼び出し設定をする手順を次に示します。

  1. インシデント手動登録定義ファイル(incident.conf)をテキストエディターなどで編集する。

  2. インシデント手動登録定義ファイル(incident.conf)のSS_URL=に指定したポート番号について,ファイアウォールを通過できるよう設定する。

    JP1/IM - Viewのマシンから,JP1/IM - Service Supportのマシンに対して,ファイアウォールを通過できるようにします。

  3. jco_spmd_reloadコマンドを実行するか,JP1/IM - Managerを再起動する。

  4. JP1/IM - ViewからJP1/IM - Manager(JP1/IM - Central Console)に再ログインする。

    定義した内容が有効になります。

JP1/IM - Service Supportを呼び出す際のURLの最大長は2,046文字です。インシデントの登録モードを2に設定した場合イベントIDを引き継ぐため,登録モードを1に設定した場合より,引き継げるメッセージが短くなります。メッセージが途中で切れている場合は,[イベント詳細]画面に表示されているメッセージをJP1/IM - Service Supportにコピー&ペーストしてください。

インシデント手動登録定義ファイル(incident.conf)の詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「インシデント手動登録定義ファイル(incident.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。