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JP1 Version 10 JP1/Integrated Management - Manager 構築ガイド


4.16.5 WWWページ版でのタイムアウト時間の設定

WWWページ版でのタイムアウト時間の設定手順を次に示します。

  1. 次の場所にあるWWWページ版動作定義ファイル(console_ja.html)をテキストエディターなどで開く。

    Consoleパス\www\console_ja.html

    WWWページ版動作定義ファイル(console_ja.html)については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「WWWページ版動作定義ファイル(console_ja.html)」(2. 定義ファイル)を参照してください。

  2. ソケットタイムアウト値を設定する。

    受信データの到着待ち時間を設定します。

    低速回線や,イベントトラフィックが高い環境の場合は長めに設定します。

    デフォルト時間は,2,500ミリ秒です。

    次の行を探し,タイムアウトまでの時間(ミリ秒)を指定します。

    時間は10進数で指定してください。

    <param name="SO_TIMEOUT" value="2500">

  3. サーバ処理タイムアウト値を設定する。

    ログイン,ログアウト,自動更新,イベントの状態の変更,イベント検索,ユーザー環境設定,重要イベント設定,自動アクション設定,フィルター設定,コマンド実行操作のタイムアウト時間を設定します。

    指定できる値は60,000〜3,600,000ミリ秒,デフォルトは60,000ミリ秒です。

    KAVB1205が頻繁に表示される場合,タイムアウト時間を長めに設定します。

    次の行を探し,タイムアウトまでの時間(ミリ秒)を指定します。

    時間は10進数で指定します。

    <param name="RMI_TIMEOUT" value="60000">

  4. WWWページ版動作定義ファイル(console_ja.html)を保存する。