4.13 ログインユーザーごとのJP1/IM - Viewの設定
JP1/IM - ManagerにログインするJP1ユーザーごとに,JP1/IM - ViewのGUI環境を設定します。ビューアーのメモリー上にJP1イベントをバッファリングするバッファーサイズや,イベントの表示項目などを設定できます。
必要に応じて設定をカスタマイズしてください。設定する項目を次に示します。
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表示内容を自動更新するかどうか,および自動更新をする場合の更新間隔
表示できないJP1イベントがある場合は,間隔を短くします。
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[イベントコンソール]画面に表示できるJP1イベントの数(スクロールバッファー)
表示できないJP1イベントがある場合は,数を増やします。
使用するメモリー量を減らしたい場合は,数を減らします。
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イベント一覧の表示項目
イベント一覧の列に表示する項目を,追加・削除できます。
設定できる項目は,重大度,登録時刻,登録ホスト名,ユーザー名,メッセージ,オブジェクトタイプ,イベントID,開始時刻,終了時刻,プロダクト名,オブジェクト名,登録名タイプ,登録名,到着時刻,アクション,事象種別,イベントDB内通し番号,発行元プロセスID,発行元ユーザーID,発行元グループID,発行元ユーザー名,発行元グループ名,発行元イベントDB内通し番号,種別,アクション種別,重大度(変更前),重大度変更,発生元ホスト名およびメモです。重大度変更機能が無効な場合,重大度(変更前),重大度変更は表示できません。またメモ情報の設定が無効な場合,メモは表示できません。また,発生元ホストのマッピングを有効にしていない場合は,発生元ホスト名が表示できません。
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[イベントコンソール]画面で表示しているページの状態を保存するかどうか
[イベントコンソール]画面で選択中のページ([イベント監視]ページ,[重要イベント]ページ)の表示フィルター,および表示フィルターチェックボックスの状態をJP1/IM - Viewのログアウト時に保存し,ログイン時に復元するかどうかを設定できます。
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[イベントコンソール]画面のイベント一覧に表示される項目の列幅を保存するかどうか
イベント一覧に表示される項目の列幅は,マウスでドラッグすることによって任意の幅に変更できます。一つのページ(例:[イベント監視]ページ)で列幅を変更すると,ほかの二つのページ(例:[重要イベント]ページおよび[イベント検索]ページ)の列幅も変更されます。ログアウト時にそのときの列幅の大きさを保存するかどうかを設定できます。
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[イベントコンソール]画面のイベント一覧の文字のフォントサイズ
イベント一覧に表示される文字のフォントサイズを12〜72ポイントの範囲で変更できます。フォントサイズを大きくすると,大画面モニターを離れて見るような運用でも文字が見やすくなります。フォントサイズを変更できるのは,イベント一覧の[イベント監視]ページ,[重要イベント]ページおよび[イベント検索]ページに表示されるイベント一覧の文字です。
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[イベントコンソール]画面のイベント一覧に表示される特定のイベントに背景色を付けるかどうか
[イベント監視]ページ,[重要イベント]ページおよび[イベント検索]ページに表示される特定のイベントに背景色が付くように設定できます。
背景色が付く対象となるイベントは,重大度が「緊急(Emergency)」,「警戒(Alert)」,「致命的(Critical)」,「エラー(Error)」,「警告(Warning)」,「通知(Notice)」,「情報(Information)」および「デバッグ(Debug)」のイベントです。
なお,イベントの文字色と背景色は,システムカラー定義ファイル(systemColor.conf)で変更できます。詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「システムカラー定義ファイル(systemColor.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。
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繰り返しイベントの集約表示機能を使用して,短時間に大量に発生した同一内容のイベントを集約して[イベントコンソール]画面に表示するかどうかを設定できます。
[集約表示]の[有効]チェックボックスをチェックして,集約中イベントのタイムアウト時間を設定してください。
[集約表示]の設定を変更する場合,設定が有効になったあと受信したイベントから新しい設定でイベント集約が開始されます。また,設定を変更したあと再ログインすると,新しい設定でイベント集約が開始されます。
なお,繰り返しイベントの監視抑止機能を有効にした場合,繰り返しイベントの集約表示機能は使用できません。
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[コマンド実行]画面での実行結果表示行数
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指定期間のイベント表示
設定はJP1/IM - Viewの[ユーザー環境設定]画面を使用します。なお,ここで設定した内容はJP1/IM - ManagerにログインするJP1ユーザーごとに保持されます。手順を次に示します。
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[ユーザー環境設定]画面を起動する。
[イベントコンソール]画面で[オプション]−[ユーザー環境設定]を選択します。
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パラメーターを調整する。
必要に応じて,各パラメーターを調整してください。
設定できるパラメーターについては,次の説明を参照してください。
- JP1ユーザー環境の設定について
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[ユーザー環境設定]画面について
参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 画面リファレンス」の「2.22 [ユーザー環境設定]画面」
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- 注意事項
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ユーザープロファイルにも上記の設定についての定義内容が記述されていますが,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「ユーザープロファイル(defaultUser | profile_ユーザー名)」「記述内容」に記載がない属性および属性値についてはユーザープロファイルから直接変更しないでください。変更した場合,JP1/IM - Viewは正しく動作しないことがあります。