Hitachi

JP1 Version 10 JP1/Integrated Management - Manager 構築ガイド


2.3.1 インストール手順

JP1/IM - Managerをインストールする手順について説明します。

〈この項の構成〉

(1) インストールの手順

次の手順でJP1/IM - Managerをインストールします。この作業には,root権限が必要です。

  1. すべてのプログラムを終了する。

    インストールする前に,JP1/BaseおよびJP1/Baseを前提とするプログラムを停止してください。

    バージョンアップインストールをする場合,JP1/IM - Managerを停止してください。また,接続中のJP1/IM - Viewがある場合はログアウトしてください。

  2. Hitachi PP Installerを実行する。

    Hitachi PP Installerの指示に従ってインストールしてください。操作手順については,「2.3.2 Hitachi PP Installerの使用方法」を参照してください。

なお,JP1/IM - Managerのインストール時にインストーラーのログとして次のファイルが作成されます。これはインストールが異常終了した場合の保守資料です。インストールが正常終了したあと,JP1/IM - Managerを起動して問題がなければ削除してください。

/tmp/HITACHI_JP1_INST_LOG/jp1imm_inst{1|2|3|4|5}.log

(2) 各種インストールについて

バージョンアップインストールについて

旧バージョンのJP1/IM - Manager,JP1/IM - Central Console,またはJP1/IM - Central Scopeからバージョンアップする場合は,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 導入・設計ガイド」の「12.2 旧バージョンのJP1/IMからのバージョンアップについて」を参照してバージョンアップ時の注意について事前に知っておいてください。

JP1/NETM/DMを使ったリモートインストールについて

JP1/IMは,JP1/NETM/DMを使ったリモートインストール(ソフトウェア配布)に対応しています。

JP1/IMを運用するサーバでJP1/NETM/DMを運用することにより,JP1/IMの新規インストールおよびバージョンアップができます。JP1/NETM/DMを使った実際のリモートインストール方法については,マニュアル「JP1/NETM/DM 構築ガイド(Windows(R)用)」およびマニュアル「JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)」を参照してください。