1.8 JP1/Baseの障害に備えた設定
JP1/Baseは,JP1/Base自身の障害がシステム運用に影響を及ぼすのをできるだけ防ぐために,次の機能を提供しています。
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プロセスの異常を検知する機能(ヘルスチェック機能)
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プロセスが異常終了した場合に自動で再起動する機能
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プロセスや認証サーバの異常を検知した場合にJP1イベントを発行する機能
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JP1/Baseの障害発生時に調査資料を採取するツール
デフォルトではプロセスの異常検知や再起動,JP1イベントの発行もしない設定になっています。設定を変更する場合は,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のインストールとセットアップの章の説明を参照してください。
また,JP1/Baseでは,トラブルシュート資料を迅速に採取できるよう,資料採取ツールを提供しています。
JP1/Baseの資料採取ツールで採取できる資料については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。なお,JP1/Baseの資料採取ツールで採取できる資料にはメモリーダンプ,クラッシュダンプがあります。これらのダンプは,あらかじめ出力されるよう,設定しておく必要があります。詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。