5.1 過去に発行されたイベントの状況を確認する場合について
長い期間システムを監視していると,過去に発行された障害のあるイベントと同じイベントが発行される場合があります。そのイベントに対して,過去にどのような対処をしていたのか確認したくても,すでにイベント一覧に表示されていないことがあります。
イベント一覧に表示されなくなったイベントを表示して,過去に発行されたイベントの状況を確認しましょう。
表示開始位置指定機能は,[イベントコンソール]画面の[イベント監視]ページおよび[重要イベント]ページで使用できます。また,スライダーを使用して,過去に発行されたイベントを表示することもできます。
便利メモ
- イベントにメモを設定したいとき
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メモの設定を使用すると,イベントの調査状況をメモに残すことができます。メモの設定については,マニュアル「導入・設計ガイド」の「3.10 メモ情報の設定機能」を参照してください。
- スライダーの位置が戻ってしまうとき
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自動スクロール機能が有効の場合,新しいイベントが登録されるとスライダーの位置が最新状態の位置に戻ります。スライダーの位置を戻したくない場合は,自動スクロール機能を無効にしてください。自動スクロール機能の設定については,マニュアル「画面リファレンス」の「2.1 [イベントコンソール]画面の概要」を参照してください。
キーワード
イベント,検索,表示時間,[イベント監視]ページ,表示開始位置指定機能,過去